専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

代表格はレジェンドのアリジンと現役のラウリー!ビラノバ大の歴代ベストメンバーを選定<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.11.21

【シックスマン】
エド・ピンクニー

1963年3月27日生。206cm・88kg
カレッジ成績:129試合、平均14.5点、8.6リバウンド、1.8アシスト
NBA成績:793試合、平均6.8点、5.0リバウンド、0.9アシスト

 NBAでは脇役の域を出なかったとはいえ、ビラノバ大最大のヒーローはメンバーに加えたい。1985年のNCAAトーナメントでビラノバ大は第8シードに過ぎなかったが、次々に接戦を勝ち抜いていく。ついにはパトリック・ユーイングを擁する前年王者ジョージタウン大と決勝で激突。完璧なゲーム運びで2点差の勝利を収める大会史上屈指の番狂わせを演じた。
 
 この大会でMVPに選ばれたのが、ユーイングとのマッチアップで五分に渡り合ったピンクニー。“イージー・エド”と呼ばれた柔和で気楽な性格もあって、同大史上最高の人気選手と言われている。

 ピンクニーは同年のドラフト10位でサンズに指名され、2年目には平均得点を2桁に乗せてリバウンドも自己最多の7.3本。だがその後移籍したサクラメント・キングスやボストン・セルティックスでは伸び悩み、ジャーニーマンとしてキャリアを終えた。それでも通算オフェンシブ・リバウンド1487本は、ビラノバ大OBでは断然トップであり、435ブロックも同じく1位である。

文●出野哲也
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号