チームは98年を最後に長くトーナメントから遠ざかり、NBAで活躍する選手もジャマール・クロフォード以外に現われなかったが、09年にジョン・ベイレインHCによって11年ぶりのトーナメント進出を果たす。
13年にはその年の個人賞を総なめにしたトレイ・バーク(フィラデルフィア・76ers)や、スターPGティム・ハーダウェイの息子であるティム・ハーダウェイJr.(ダラス・マーベリックス)、オールスター選手グレン・ロビンソンの息子グレン・ロビンソン三世(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)らを擁し、6度目の決勝進出。迎えた大一番ではバークが24得点と奮闘するも、ルイビル大に競り負けまたも準優勝に終わった。モリッツ・ヴァグナー(ワシントン・ウィザーズ)らがいた18年も決勝へ進んだが、ビラノバ大に17点の大差をつけられ敗れている。
現在はハーダウェイJr.やキャリス・ルバート(ブルックリン・ネッツ)ら10人のOBがNBAでプレーしているが、スター級と呼べるほどの選手はいない。今季からはキャバリアーズのHCに招かれたベイレインに代わって、ハワードが母校の指揮官に就任。ベイレイン時代に叶わなかったトーナメント優勝と、ハワード自身のようにプロでも活躍できる選手の育成を目指している。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2017年3月号に加筆・修正。
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13年にはその年の個人賞を総なめにしたトレイ・バーク(フィラデルフィア・76ers)や、スターPGティム・ハーダウェイの息子であるティム・ハーダウェイJr.(ダラス・マーベリックス)、オールスター選手グレン・ロビンソンの息子グレン・ロビンソン三世(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)らを擁し、6度目の決勝進出。迎えた大一番ではバークが24得点と奮闘するも、ルイビル大に競り負けまたも準優勝に終わった。モリッツ・ヴァグナー(ワシントン・ウィザーズ)らがいた18年も決勝へ進んだが、ビラノバ大に17点の大差をつけられ敗れている。
現在はハーダウェイJr.やキャリス・ルバート(ブルックリン・ネッツ)ら10人のOBがNBAでプレーしているが、スター級と呼べるほどの選手はいない。今季からはキャバリアーズのHCに招かれたベイレインに代わって、ハワードが母校の指揮官に就任。ベイレイン時代に叶わなかったトーナメント優勝と、ハワード自身のようにプロでも活躍できる選手の育成を目指している。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2017年3月号に加筆・修正。
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