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海外サッカー

鎌田大地、コミュニティシールド勝利も前半に負傷退場…現地メディアは「安定した動き」と称賛! 終盤登場の遠藤航は「目立たなかった」「頼れる存在」と評価は二分

THE DIGEST編集部

2025.08.12

リバプールの遠藤(左)とクリスタル・パレスの鎌田(右)。(C)Getty Images

リバプールの遠藤(左)とクリスタル・パレスの鎌田(右)。(C)Getty Images

 現地時間8月10日に行なわれたコミュニティシールドで、昨季のFAカップ王者であるクリスタル・パレスが、プレミアリーグ王者のリバプールをPK戦の末に下し、新たなタイトルを手にしている。

 開始4分にウーゴ・エキティケのシュートで先制を許したパレスだが、17分に得たPKをジャン=フィリップ・マテタが決めて同点。その4分後にジェレミー・フリンポンのクロス気味のシュートでGKの頭上を抜かれて再びリードされると、終盤に入った77分にスルーパスに抜け出したイスマイラ・サールが試合を振り出しに。90分間を2-2で終えてPK戦決着となった。ここではパレスGKディーン・ヘンダーソンの2つの好守もあってリバプールの成功を2人に抑え、3-2の勝利を収めた。

 鎌田大地は先発出場を果たしたが、相手選手との接触で右膝を痛め、29分で無念の負傷退場。英国の日刊紙『The Telegraph』は「いつもより後ろ目のポジションでプレーし、いくつか好連係を見せた。序盤にパレスの積極的な立ち上がりに貢献したが、途中で足を引きずりながらピッチを退いた」と伝えている。

 また、サッカー専門サイト『Football Insider』も、「安定した動きを見せたが、負傷により交代。新シーズンの開幕まで1週間を切ったいま、怪我が深刻なものでないことを願う」と記述。そしてデータ専門サイト『Squawka』は、「ボール保持時は無難にプレーしたが、特に目立った働きはなかった」と評した。
 
 一方、リバプールの遠藤航は、71分にカーティス・ジョーンズに代わってピッチに登場。リードを維持するための、守備の強化を託されての登用だったが、「レッズ」は6分後にDFラインをパスで破られて失点。プレシーズンマッチと同様、守備面の物足りなさと戦力補強の必要性を強調する結果となり、現地メディアの日本代表キャプテンに対する評価は二分されている。

『London Evening Standard』紙は「状況を落ち着かせるために投入されたが、ほとんど目立たなかった」と彼のプレーを振り返り、『Daily EXPRESS』紙も「20分間の出場で、基本的な仕事はきちんとこなした」と認めながらも、やはり展開に大きな影響を与えることはなかったと伝えている。リバプールの地元紙『ECHO』も「リバプールの中盤に必要とされていた守備面での落ち着きを十分にはもたらせなかった」と厳しく評価した。

 対してクラブ専門サイト『LIVERPOOL.COM』は「遠藤は守備での安定感はあったが、短時間の出場だったために大きな影響は与えられなかった」と、プレーそのものには及第点の評価。『Liverpool World』は「積極的に動き回った」と総括し、クラブ専門サイトの『THIS IS ANFIELD』は、「相変わらず頼れる存在。出場すると与えられた役割をきっちりこなす。タックルも多く、洗練された力強さも十分に発揮した」と、賛辞を贈っている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】コミュニティシールドはパレスがPK戦でリバプールを下し戴冠!
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