アメリカ遠征を行なっていた日本代表は現地時間9月9日、2戦目となる地元アメリカ代表との国際親善試合で0-2の敗北を喫した。
スコアレスドローに終わったメキシコ戦から3日後の一戦はスタメンを総入れ替え。なおかつサムライブルーは3バックをテストしたが、効果的なプレーはあまり見られないまま、時間帯によってはピンチの連続を強いられる中で、30分にアレックス・センデハス、64分にフォラリン・バロガンにゴールを許してしまった。
親善試合では2023年3月のコロンビア戦(●1-2)以来となる黒星を喫した他、今遠征では2試合未勝利、得点ゼロという厳しい結果に終わった。森保一監督は「敗戦は非常に悔しいが、伸びしろのある日本代表の選手たちが、世界の強豪国と戦い、課題が出たところ、これから伸ばしていかないといけないところを体感できたのが、何より大きな個人とチームの財産になった」と収穫があった点を強調している。
多くの海外メディアもこの結果をこぞって報じてる。なかでもフランスの通信社『AFP』は「北中米ワールドカップのホスト国であるアメリカは、試合を圧倒的に支配。本大会まで1年を切った中で、これまでその不安定なプレーぶりに寄せられていた批判を多少なりとも払拭できた」と伝えた。その一方で、「日本は相手ゴール前での存在感を欠いた」と、“サブ組”の日本についてはネガティブに言及した。
英国の日刊紙『The Guardian』は、アメリカの快勝を報じる記事において、「日本がメキシコとの試合で主力を起用したため、この日はレギュラー選手を欠いていたことも付け加えておく必要がある。それでも出場した日本の選手たちは、森保監督のスタイルを体現し、スピードと技術でアメリカを崩そうと試みた。その意図を結果に結びつけるボール技術が時に欠ける場面もあったが、それは再編成されたアメリカの最終ラインが完璧に機能した点も影響している」との見解を示している。
対照的に厳しい記述が並んだのが、国際的なスポーツ専門サイト『VAVEL』のアメリカ版で、「控えメンバー中心で臨み、太刀打ちできなかった日本をアメリカが難なく下した。アジアを代表するチームは、試合を通して開催国と渡り合えなかったため、終盤の段階ですでに勝敗は決したような状況だった」とレポートした。
また、ライブ実況においても、前半から「日本の攻撃は精度を欠き、相手ゴールに近づいてもチャンスを活かしきれない」「失点後は徐々に勢いを失い、アメリカに完全に支配された。アメリカはボールを保持し続け、失っても前線からのプレスで日本にミスを強いた」「日本は前半を終える段階でも、効果的な得点手段を見つけられなかった」と、森保ジャパンの苦戦ぶりを報じていた。
そして時間の経過とともに、「終始アメリカに支配されている控え主体のチームは、ほとんど見せ場がなく、大陸予選で圧勝したチームとはまるで別物だった。攻撃は不正確で守備にも綻びがあり、交代で入った選手たちも流れを変えられない」「後半はほとんど何もできず、記録したシュートも危険なものではなかった。逆にアメリカにいつ3点目が入ってもおかしくない展開だった」と厳しく言及。期待外れな日本のパフォーマンスをぶった斬る論調だった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】森保J、アメリカに成す術なく2失点で完敗…
スコアレスドローに終わったメキシコ戦から3日後の一戦はスタメンを総入れ替え。なおかつサムライブルーは3バックをテストしたが、効果的なプレーはあまり見られないまま、時間帯によってはピンチの連続を強いられる中で、30分にアレックス・センデハス、64分にフォラリン・バロガンにゴールを許してしまった。
親善試合では2023年3月のコロンビア戦(●1-2)以来となる黒星を喫した他、今遠征では2試合未勝利、得点ゼロという厳しい結果に終わった。森保一監督は「敗戦は非常に悔しいが、伸びしろのある日本代表の選手たちが、世界の強豪国と戦い、課題が出たところ、これから伸ばしていかないといけないところを体感できたのが、何より大きな個人とチームの財産になった」と収穫があった点を強調している。
多くの海外メディアもこの結果をこぞって報じてる。なかでもフランスの通信社『AFP』は「北中米ワールドカップのホスト国であるアメリカは、試合を圧倒的に支配。本大会まで1年を切った中で、これまでその不安定なプレーぶりに寄せられていた批判を多少なりとも払拭できた」と伝えた。その一方で、「日本は相手ゴール前での存在感を欠いた」と、“サブ組”の日本についてはネガティブに言及した。
英国の日刊紙『The Guardian』は、アメリカの快勝を報じる記事において、「日本がメキシコとの試合で主力を起用したため、この日はレギュラー選手を欠いていたことも付け加えておく必要がある。それでも出場した日本の選手たちは、森保監督のスタイルを体現し、スピードと技術でアメリカを崩そうと試みた。その意図を結果に結びつけるボール技術が時に欠ける場面もあったが、それは再編成されたアメリカの最終ラインが完璧に機能した点も影響している」との見解を示している。
対照的に厳しい記述が並んだのが、国際的なスポーツ専門サイト『VAVEL』のアメリカ版で、「控えメンバー中心で臨み、太刀打ちできなかった日本をアメリカが難なく下した。アジアを代表するチームは、試合を通して開催国と渡り合えなかったため、終盤の段階ですでに勝敗は決したような状況だった」とレポートした。
また、ライブ実況においても、前半から「日本の攻撃は精度を欠き、相手ゴールに近づいてもチャンスを活かしきれない」「失点後は徐々に勢いを失い、アメリカに完全に支配された。アメリカはボールを保持し続け、失っても前線からのプレスで日本にミスを強いた」「日本は前半を終える段階でも、効果的な得点手段を見つけられなかった」と、森保ジャパンの苦戦ぶりを報じていた。
そして時間の経過とともに、「終始アメリカに支配されている控え主体のチームは、ほとんど見せ場がなく、大陸予選で圧勝したチームとはまるで別物だった。攻撃は不正確で守備にも綻びがあり、交代で入った選手たちも流れを変えられない」「後半はほとんど何もできず、記録したシュートも危険なものではなかった。逆にアメリカにいつ3点目が入ってもおかしくない展開だった」と厳しく言及。期待外れな日本のパフォーマンスをぶった斬る論調だった。
構成●THE DIGEST編集部
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