9月の代表ウィークも世界中で熱戦が繰り広げられた。北中米ワールドカップ予選の南米予選では、すでに本大会出場を決めているとはいえ、アルゼンチンとブラジルの2強が揃って敗戦。また国際親善試合では有利を予想された日本代表がアメリカ相手に6試合ぶり(親善試合では2023年3月のコロンビア戦以来)の黒星を喫するなど、驚きが含まれる結果となった。
また、今月は代表チーム・選手に関する幾つかの偉大な記録が生まれている。現地時間9月9日に行なわれたW杯欧州予選のハンガリー対ポルトガル戦では、後者の40歳ストライカー、クリスティアーノ・ロナウドが58分にチームの2点目をPKで挙げて5試合連続得点を記録。今月の合計ゴールは3点に達した。
これで代表通算得点を141点(世界記録)に伸ばしたロナウドは、W杯予選でのゴール数も39点に達し、2002年から2016年までの5回のW杯予選で同数のゴールを重ねてきたグアテマラ代表のカルロス・ルイスと並んで、こちらも世界最多タイとなり、また新たな勲章を手にしている。
なお、同項目の9月10日時点でのランキングは以下の通り。4日に現役最後の代表ホームゲームになると思われるベネズエラ戦(3-0)で2ゴールを挙げたリオネル・メッシが3点差でロナウドの後ろにつけているが、アルゼンチンの南米予選は9日のエクアドル戦で全日程が終了したのに対し、ポルトガルはまだ4試合を残しており、さらに2位ならプレーオフが加わる。
●W杯予選でのゴール数ランキング
1位:カルロス・ルイス(グアテマラ) 39点(47試合)
1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 39点(49試合)
3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 36点(72試合)
4位:アリ・ダエイ(イラン) 35点(51試合)
5位:ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド) 32点(41試合)
6位:クリス・ウッド(ニュージーランド) 29点(31試合)
6位:サルダル・アズムン(イラン) 29点(41試合)
6位:ルイス・スアレス(ウルグアイ) 29点(64試合)
6位:エディン・ジェコ(ボスニアヘルツェゴビナ) 29点(41試合)
10位:カリム・バゲリ(イラン) 28点(29試合)
11位:三浦知良(日本) 27点(25試合)
※FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトより
オランダはリトアニアを3-2で下し、消化試合がひとつ少ないにもかかわらずグループGの首位を維持している。この試合で殊勲の2ゴールを叩き出し、代表通算ゴール数を52に伸ばしたメンフィス・デパイは、ロビン・ファン・ペルシ(50得点)を引き離し、単独で同国の最多得点者に躍り出た。
2013年から104試合をかけて築き上げた偉大な記録樹立に、デパイはSNSで「歴史は創られた」とこれを誇る。母国の先達であるルート・フリットからは「これは象徴的な功績だ」と称賛を受けた一方で、「しかし、本当に偉大になりたければ、メジャーイベントで決定的なゴールを決めなければならない」とも指摘され、マルコ・ファン・バステン、ファン・ペルシ、アリエン・ロッベン、ウェズレイ・スナイデルのように「人々の記憶に残り、レガシーを築く」得点を期待されている(同国の放送局『ZIGGO SPORT』より)。
また、今月は代表チーム・選手に関する幾つかの偉大な記録が生まれている。現地時間9月9日に行なわれたW杯欧州予選のハンガリー対ポルトガル戦では、後者の40歳ストライカー、クリスティアーノ・ロナウドが58分にチームの2点目をPKで挙げて5試合連続得点を記録。今月の合計ゴールは3点に達した。
これで代表通算得点を141点(世界記録)に伸ばしたロナウドは、W杯予選でのゴール数も39点に達し、2002年から2016年までの5回のW杯予選で同数のゴールを重ねてきたグアテマラ代表のカルロス・ルイスと並んで、こちらも世界最多タイとなり、また新たな勲章を手にしている。
なお、同項目の9月10日時点でのランキングは以下の通り。4日に現役最後の代表ホームゲームになると思われるベネズエラ戦(3-0)で2ゴールを挙げたリオネル・メッシが3点差でロナウドの後ろにつけているが、アルゼンチンの南米予選は9日のエクアドル戦で全日程が終了したのに対し、ポルトガルはまだ4試合を残しており、さらに2位ならプレーオフが加わる。
●W杯予選でのゴール数ランキング
1位:カルロス・ルイス(グアテマラ) 39点(47試合)
1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 39点(49試合)
3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 36点(72試合)
4位:アリ・ダエイ(イラン) 35点(51試合)
5位:ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド) 32点(41試合)
6位:クリス・ウッド(ニュージーランド) 29点(31試合)
6位:サルダル・アズムン(イラン) 29点(41試合)
6位:ルイス・スアレス(ウルグアイ) 29点(64試合)
6位:エディン・ジェコ(ボスニアヘルツェゴビナ) 29点(41試合)
10位:カリム・バゲリ(イラン) 28点(29試合)
11位:三浦知良(日本) 27点(25試合)
※FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトより
オランダはリトアニアを3-2で下し、消化試合がひとつ少ないにもかかわらずグループGの首位を維持している。この試合で殊勲の2ゴールを叩き出し、代表通算ゴール数を52に伸ばしたメンフィス・デパイは、ロビン・ファン・ペルシ(50得点)を引き離し、単独で同国の最多得点者に躍り出た。
2013年から104試合をかけて築き上げた偉大な記録樹立に、デパイはSNSで「歴史は創られた」とこれを誇る。母国の先達であるルート・フリットからは「これは象徴的な功績だ」と称賛を受けた一方で、「しかし、本当に偉大になりたければ、メジャーイベントで決定的なゴールを決めなければならない」とも指摘され、マルコ・ファン・バステン、ファン・ペルシ、アリエン・ロッベン、ウェズレイ・スナイデルのように「人々の記憶に残り、レガシーを築く」得点を期待されている(同国の放送局『ZIGGO SPORT』より)。
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