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日本代表

森保ジャパンの米遠征、韓国メディアが辛辣批評「結果は大失敗だ」 一方で自国代表の“主力頼み”にも警鐘「選手層は日本より深刻かもしれない」 

THE DIGEST編集部

2025.09.13

メキシコ戦では久保や三笘、遠藤、上田といった主力選手がスタメン出場した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

メキシコ戦では久保や三笘、遠藤、上田といった主力選手がスタメン出場した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 サッカー日本代表は今月に行なわれた米国遠征2連戦を1敗1分けで終えた。初戦のメキシコ代表戦は「レギュラー組」がスタメンに名を連ねるも、スコアレスドローという結果に。続くアメリカ代表戦には、主力以外の若手、ベテランが先発し、0対2で敗戦。試合展開も主導権を握られ続けたことから、森保一監督の采配とともに、日本の選手層なども議論の的となった。

 
 今回の結果を受け、各国メディアでも日本の戦いぶりが大きく報じられ、現在もさまざまな反響が上がっている。その中で、同じく米遠征を戦った韓国の国内メディア『スポーツ朝鮮』も、日本の試合内容をトピックとして扱っている。

 9月12日、同メディアは「米国遠征2連戦で、日本は主力と控えの差を痛感した」と伝えており、アメリカ戦については、「新しい顔ぶれの選手や戦術を試したが、結果は大失敗だ」などとも評している。

 日本チームの負傷者の多さが今回の結果の遠因になったとも論じる同メディアは、その一方で自国代表についても言及。「(負傷者の)問題は日本だけのものではない。韓国も同じ問題を抱えており、選手層が日本より薄い分、さらに深刻かもしれない」などと指摘している。

さらに、「今回のアメリカ・メキシコ遠征を通じて、韓国はソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインの重要性を改めて痛感した。3人の有無によって、チームの安定感も破壊力もまるで違う」などと分析する。

 韓国はこの遠征で、アメリカ戦を2対0で勝利し、メキシコ戦では2対2のドロー。エースのソン・フンミンは2試合でゴールを決めている。同メディアはこれまで同様、主力の存在感が際立った試合内容を受け、「結局のところ、ワールドカップ前に中心選手たちが怪我をしないことを祈るしかない」と主張。自国の選手層を不安視しながら、「どの国にも共通する問題だが、特にエース依存度の高い韓国にとって、主力エースの離脱は絶対に避けなければならない事態だ」と説いている。

 北中米ワールドカップまで9か月を切った。すでに出場を決めている日韓両国は、抱えているチームの課題をどこまで改善できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】日本が格上のメキシコを圧倒!国際親善試合ハイライト
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