現地時間9月28日に行なわれたラ・リーガ第7節で、レアル・ソシエダは敵地カンプ・ノウでバルセロナに1-2の敗北を喫している。
アウェーでの一戦は予想通り、大部分の時間帯でホームチームがボールを保持する展開となったが、そんな中でソシエダは31分にアンデル・バレネチェアの折り返しを緊急出場のアルバロ・オドリオソラが合わせて先制点を奪う。しかし43分に物議を醸したCKからジュル・クンデのヘッド弾で同点にされると、59分には途中出場したばかりのラミネ・ヤマルのクロスからロベルト・レバンドフスキに頭で逆転ゴールを奪われ、以降は互いに決定機を得ながらもスコアは動かなかった。
左足首を痛めていた久保建英は、57分にゴンサロ・ゲデスに代わってピッチに登場。勝ち越しを許した後、速攻から左足でシュートを放つも、惜しくもクロスバーを叩き、開幕戦(対バレンシア)以来の得点とはならなかった。完調でない中、懸命に奮闘した背番号14は、33分間のプレーにおいてボールタッチ22回、パス15回(成功13回)、チャンスメイク1回、ドリブル2回(成功1回)、タックル1回、ボール奪取2回を記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
クラブは公式サイトで、「ラ・レアルはバルセロナから手ぶらで戻る形になったものの、良いプレーを見せた。彼らは非常に良い印象を与え、好結果を出すのにそう遠くないところまで迫っていた」と伝えた。また、逆転を許した後の反撃については「セルヒオ・フランシスコ監督率いるチームは上手く立て直し、同点のチャンスを掴んだ。特に久保の左足シュートがクロスバーを直撃した場面は、大きな見せ場だった」と、日本人選手の決定機にも言及した。
現地メディアの評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で「2」を久保に与えた。『as』紙も同採点とし、「ラ・レアルは後半に良いパフォーマンスを見せ、非常にポジティブで将来に希望を抱かせる印象を残した。チームは前半よりも勇敢な姿を見せ、久保とミケル・オジャルサバルを通じてチャンスを創り出した」「日本人選手の左足から放たれた強烈な一撃がクロスバーを直撃。ソシエダの同点は、本当にあと一歩のところだった」と伝えた。
また個別評価では、久保について「ベンチスタートから途中出場を果たし、ラ・レアルの攻撃にスピードをもたらした。84分にはシュートをクロスバーに当てた」とポジティブな寸評に。一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は「最初にポストを叩いたプレーはオフサイドで無効となり、2度目はクロスバーを直撃した」と、フィニッシュに特化して彼のプレーを振り返っている。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「残念だ。ラ・レアルはまたしても、ビッグクラブの本拠地であと一歩のところで力尽きた。『ドノスティア』の選手たちは必死に踏ん張り続け、久保のシュートはクロスバーを直撃した。本当に惜しい。なぜなら勝点1は、"感触"よりも"現実"を必要としているこのチームにとって、非常に大きなご褒美となったはずだからだ」と、悔しさを隠さなかった。
そして久保に対しての個別評価では、プレー時間の短さゆえに採点はつかなかったが、寸評では「まだ本来のレベルには遠いが、それでも非常に優れていた。シュートはクロスバーに当たり、奇跡的な同点劇には結びつかなかった。チームからの信頼は厚い」と称賛している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】バルサ対ソシエダのハイライト。久保のクロスバー直撃弾は7:50あたり
アウェーでの一戦は予想通り、大部分の時間帯でホームチームがボールを保持する展開となったが、そんな中でソシエダは31分にアンデル・バレネチェアの折り返しを緊急出場のアルバロ・オドリオソラが合わせて先制点を奪う。しかし43分に物議を醸したCKからジュル・クンデのヘッド弾で同点にされると、59分には途中出場したばかりのラミネ・ヤマルのクロスからロベルト・レバンドフスキに頭で逆転ゴールを奪われ、以降は互いに決定機を得ながらもスコアは動かなかった。
左足首を痛めていた久保建英は、57分にゴンサロ・ゲデスに代わってピッチに登場。勝ち越しを許した後、速攻から左足でシュートを放つも、惜しくもクロスバーを叩き、開幕戦(対バレンシア)以来の得点とはならなかった。完調でない中、懸命に奮闘した背番号14は、33分間のプレーにおいてボールタッチ22回、パス15回(成功13回)、チャンスメイク1回、ドリブル2回(成功1回)、タックル1回、ボール奪取2回を記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
クラブは公式サイトで、「ラ・レアルはバルセロナから手ぶらで戻る形になったものの、良いプレーを見せた。彼らは非常に良い印象を与え、好結果を出すのにそう遠くないところまで迫っていた」と伝えた。また、逆転を許した後の反撃については「セルヒオ・フランシスコ監督率いるチームは上手く立て直し、同点のチャンスを掴んだ。特に久保の左足シュートがクロスバーを直撃した場面は、大きな見せ場だった」と、日本人選手の決定機にも言及した。
現地メディアの評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で「2」を久保に与えた。『as』紙も同採点とし、「ラ・レアルは後半に良いパフォーマンスを見せ、非常にポジティブで将来に希望を抱かせる印象を残した。チームは前半よりも勇敢な姿を見せ、久保とミケル・オジャルサバルを通じてチャンスを創り出した」「日本人選手の左足から放たれた強烈な一撃がクロスバーを直撃。ソシエダの同点は、本当にあと一歩のところだった」と伝えた。
また個別評価では、久保について「ベンチスタートから途中出場を果たし、ラ・レアルの攻撃にスピードをもたらした。84分にはシュートをクロスバーに当てた」とポジティブな寸評に。一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は「最初にポストを叩いたプレーはオフサイドで無効となり、2度目はクロスバーを直撃した」と、フィニッシュに特化して彼のプレーを振り返っている。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「残念だ。ラ・レアルはまたしても、ビッグクラブの本拠地であと一歩のところで力尽きた。『ドノスティア』の選手たちは必死に踏ん張り続け、久保のシュートはクロスバーを直撃した。本当に惜しい。なぜなら勝点1は、"感触"よりも"現実"を必要としているこのチームにとって、非常に大きなご褒美となったはずだからだ」と、悔しさを隠さなかった。
そして久保に対しての個別評価では、プレー時間の短さゆえに採点はつかなかったが、寸評では「まだ本来のレベルには遠いが、それでも非常に優れていた。シュートはクロスバーに当たり、奇跡的な同点劇には結びつかなかった。チームからの信頼は厚い」と称賛している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】バルサ対ソシエダのハイライト。久保のクロスバー直撃弾は7:50あたり
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