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Jリーグ・国内

今季のFC東京は“大卒ルーキー”に注目!安部柊斗&紺野和也がプロ1年目の決意表明【独占インタビュー後編】

白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

2020.04.10

FC東京の大卒ルーキーコンビとして、大きな期待が寄せられる安部(左)と紺野(右)。写真:田中研治

FC東京の大卒ルーキーコンビとして、大きな期待が寄せられる安部(左)と紺野(右)。写真:田中研治

■「守備で援護してくれるブラジル人トリオとはやりやすい」(安部柊斗)

――FC東京にはリーグ屈指のタレントが揃っています。左目負傷の東(慶悟)選手も全体練習に合流し、昨年12月に右肩を手術した永井(謙佑)選手も4月に入れば戦列復帰の予定で、ポジション争いはますます激しくなりますね。

紺野:現状のままだと出番が減る可能性もあるので、もっと練習してレベルを上げないと。

――スタメン奪取へのポイントは?

紺野:攻撃に関してはある程度できる自信があります。さっきも言ったとおり、ポイントは守備と運動量。そこを改善しないかぎり、レギュラーポジションを奪うのは難しいと思います。前線には凄い選手ばかりいますが、臆せず自分にしか出せない特長でアピールしたいです。

安部:競争は激しいですよね。FC東京には日本代表経験者が何人もいて、外国人選手の中にも代表クラスがいます。そんな環境に身を置けていることだけでも幸せな一方、こんな想いもあります。プロである以上、結果も残さないといけない、と。
 
――今季のFC東京は新システムの4-3-3で戦っています。安部選手はインサイドハーフ、紺野選手はウイングを主戦場にしています。監督の要求も含め、それぞれの役割をどう解釈していますか?

安部:とにかく運動量が求められるポジション。攻撃面では前の3人と絡みつつ、ボールを奪われれば素早く帰陣して守備の仕事を担う。見た目以上にハードかもしれませんが、そういう役割は得意としているので頑張りたいです。

――ブラジル人3トップ(ディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトン、レアンドロ)とはやりやすい?

安部:自分の要求を聞いてくれるので助かります。守備でも援護してくれますし、やりやすいです。

――紺野選手はどうでしょうか。ウイングの役割について。

紺野:攻撃的な布陣なので、自分の特長を活かして仕掛けたい。周りに合わせすぎると持ち味が消えてしまう恐れもあるので、そのあたりのバランスは常に考えています。
 

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