専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

鮮烈デビューの久保建英を所有元マドリーも祝福!「ヘタフェの“顔”を変える」「革命が起きた」と現地メディアも絶賛

THE DIGEST編集部

2021.01.13

マドリーの専門メディアは、「ビジャレアルでの数か月は、キャリアにおけるほんのわずかな“後退”だった」と綴った。(C)Getty Images

マドリーの専門メディアは、「ビジャレアルでの数か月は、キャリアにおけるほんのわずかな“後退”だった」と綴った。(C)Getty Images

 ビジャレアルを退団してヘタフェへレンタル移籍し、一度のチーム練習参加もなしに1月11日(現地時間)のラ・リーガ第18節エルチェ戦で「強行デビュー」を果たした久保建英は、いきなり2ゴールに絡む活躍でチームの5試合ぶり公式戦勝利に大貢献し、一気にその評価と新天地での期待値を高めることとなった。

 久保は試合後、自身のSNSに「勝利と勝点3を得られて、とても嬉しいです。皆さん、本当にありがとうございます!」とスペイン語で投稿。彼の所有元であるレアル・マドリーも、この鮮烈デビューを大いに喜んだようで、マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、マドリーの首脳陣が試合後、久保に電話で祝福の言葉を贈ったと伝えた。

 同メディアは、彼に対する称賛だけでなく、ホセ・ボルダラス監督率いるヘタフェについても「久保がサンチャゴ・ベルナベウのスターになる前に、成長と改善を続けられる最高の機会」と絶賛したが、合わせて「ビジャレアルでの数か月は、キャリアにおけるほんのわずかな“後退”だった」と付け加えることを忘れていない。

 一方、ヘタフェの専門サイト『Soy de Getafe.com』は「アレニャと久保がヘタフェの“顔”を変える」と、新加入選手2人に言及。「昨季、快進撃を演じたチームとは別物となっている現在のヘタフェには、背中を押す存在が必要だったが、彼らはチームに刺激を与え、いきなり大きな効果をもたらした」と評し、エルチェが退場者を出したことに加え、クリエイティブな久保の交代出場によって「革命が起きた」と綴っている。
 
 また、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保が「今季2つの目のチームでスタイリッシュなデビューを飾った」と記述。「ビジャレアルでの700分間(正確には695分間)よりも多くのことを、ヘタフェでの26分間でやってのけた」と、やや前所属チームへの皮肉もまじえて報じた。

 同じくバルセロナのスポーツ紙である『SPORT』は、「アレニャと久保が新鮮な空気をヘタフェに送り込んだ」として、「デリケートな状況でチームに加入し、重要な一戦で素晴らしいパフォーマンスを披露した」と、バルサの下部組織「ラ・マシア」出身の2人を称賛している。
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号