6月12日、U-24日本代表は豊田スタジアムでの国際親善試合でジャマイカ代表と対戦、4-0の大勝を収めた。
今回も吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエイジ3人の他、攻撃には堂安律、久保建英、三苫薫らタレントが並ぶなど、ほぼベストと言える布陣で臨んだ。日本は序盤から積極的な姿勢で攻勢に立ち、32分の久保の先制ゴールを皮切りに、42分には遠藤が追加点。後半も手を緩めず、58分に交代出場の上田綺世、そして64分に堂安がゴールネットを揺らし、守備では安定したプレーで完封に成功して、メンバー発表前の最後の試合を快勝で締めた。
対戦相手ジャマイカのメディア『The Gleaner』が「日本は早い段階から『レゲエボーイズ』にプレッシャーをかけて落ち着く機会を与えず、90分間、何も生み出させなかった。攻撃では執拗にゴールを狙い続け、4点差をつけた」と報じた一戦で世界的に話題になったのは、久保の均衡を破るゴールだった。
遠藤のよくコントロールされたミドル、上田のテクニカルなループ弾、堂安の狭いコースを突いた落ち着いたダメ押し弾と、他の3発も評価に値する一撃だったが、久保がペナルティーエリア内で左足を振り抜き、ボールが前に立ちはだかった相手のフィールドプレーヤー3人とGKの股間を次々とすり抜けてゴールに吸い込まれた様は、非常に珍しいものだった。
英国の日刊紙『Daily Mail』は「レアル・マドリーのワンダーキッドが、強力なローショットで4人股抜きゴール」「20歳の努力が日本の"水門"を開け、快勝に導いた」と報じ、また「カルロ・アンチェロッティに感銘を与え、今夏にマドリーのトップチームに加わることを望んでいる」と彼の去就にも触れた。一方、久保の主戦場であるスペインのスポーツ紙『AS』は「夏が到来して天才がブレイク! 0.5秒で4選手を通過してのゴール」「ジャマイカ戦の先制弾はスペクタクルだった」と綴っている。
専門メディア『THE18』のメキシコ版も、東京オリンピックのグループリーグで対戦するホストカントリーのエースに注目し、「久保の不思議なプレー。こんなことが起こるには、どれだけの数の惑星が直列にならなければならないのか?」とスケールの大きな表現。『SPORT BIBLE』は「こんなゴールを見たことがあるだろうか? これが今年、最も珍しいゴールとなる可能性がある」と伝えた。
また、『GIVE ME SPORTS』は、「このシーズンで最も珍しいゴールのひとつで、膠着状態を打開した。久保のシュートはゴールネットに達したが、4人の股間を通過するとは予想していなかっただろう。彼はラッキーだったと思っているだろうが、先制点を挙げたのだから、そんなことは気にもしていないはずだ」と綴り、このシュートとゴールを「マッドネス」と表現している。
久保自身は「試合前、リスタートで相手の裏を突こうと話しており、チームとして狙い通りの形だった」と振り返っており、自身のシュートの形については"気にもしていない"だろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保建英がジャマイカ守備陣を翻弄!衝撃の先制弾はこちら
今回も吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエイジ3人の他、攻撃には堂安律、久保建英、三苫薫らタレントが並ぶなど、ほぼベストと言える布陣で臨んだ。日本は序盤から積極的な姿勢で攻勢に立ち、32分の久保の先制ゴールを皮切りに、42分には遠藤が追加点。後半も手を緩めず、58分に交代出場の上田綺世、そして64分に堂安がゴールネットを揺らし、守備では安定したプレーで完封に成功して、メンバー発表前の最後の試合を快勝で締めた。
対戦相手ジャマイカのメディア『The Gleaner』が「日本は早い段階から『レゲエボーイズ』にプレッシャーをかけて落ち着く機会を与えず、90分間、何も生み出させなかった。攻撃では執拗にゴールを狙い続け、4点差をつけた」と報じた一戦で世界的に話題になったのは、久保の均衡を破るゴールだった。
遠藤のよくコントロールされたミドル、上田のテクニカルなループ弾、堂安の狭いコースを突いた落ち着いたダメ押し弾と、他の3発も評価に値する一撃だったが、久保がペナルティーエリア内で左足を振り抜き、ボールが前に立ちはだかった相手のフィールドプレーヤー3人とGKの股間を次々とすり抜けてゴールに吸い込まれた様は、非常に珍しいものだった。
英国の日刊紙『Daily Mail』は「レアル・マドリーのワンダーキッドが、強力なローショットで4人股抜きゴール」「20歳の努力が日本の"水門"を開け、快勝に導いた」と報じ、また「カルロ・アンチェロッティに感銘を与え、今夏にマドリーのトップチームに加わることを望んでいる」と彼の去就にも触れた。一方、久保の主戦場であるスペインのスポーツ紙『AS』は「夏が到来して天才がブレイク! 0.5秒で4選手を通過してのゴール」「ジャマイカ戦の先制弾はスペクタクルだった」と綴っている。
専門メディア『THE18』のメキシコ版も、東京オリンピックのグループリーグで対戦するホストカントリーのエースに注目し、「久保の不思議なプレー。こんなことが起こるには、どれだけの数の惑星が直列にならなければならないのか?」とスケールの大きな表現。『SPORT BIBLE』は「こんなゴールを見たことがあるだろうか? これが今年、最も珍しいゴールとなる可能性がある」と伝えた。
また、『GIVE ME SPORTS』は、「このシーズンで最も珍しいゴールのひとつで、膠着状態を打開した。久保のシュートはゴールネットに達したが、4人の股間を通過するとは予想していなかっただろう。彼はラッキーだったと思っているだろうが、先制点を挙げたのだから、そんなことは気にもしていないはずだ」と綴り、このシュートとゴールを「マッドネス」と表現している。
久保自身は「試合前、リスタートで相手の裏を突こうと話しており、チームとして狙い通りの形だった」と振り返っており、自身のシュートの形については"気にもしていない"だろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保建英がジャマイカ守備陣を翻弄!衝撃の先制弾はこちら