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海外サッカー

「ビッグ4を超えるのは難しい」南野拓実の現状に欧州メディアも厳しい視線…一方でサウサンプトンは引き続き獲得に興味

THE DIGEST編集部

2021.08.17

プレシーズンでは結果を残した南野だが、リーグ開幕戦では出番がなかった。(C)Getty Images

プレシーズンでは結果を残した南野だが、リーグ開幕戦では出番がなかった。(C)Getty Images

 2021-22シーズンのプレミアリーグが先週末に開幕し、リバプールは8月14日(現地時間)にノーリッジと対戦し、3-0の完勝という好スタートを切った。

 昇格組相手のアウェーマッチで立ち上がりから攻勢に立ち、幾つかのチャンスを作った後、26分にディオゴ・ジョッタがルーズボールを押し込んで先制。65分には交代出場のロベルト・フィルミーノがモハメド・サラーの折り返しを右足で流し込んで加点すると、最後はサラーが74分にCKから左足での強烈なシュートでダメを押した。サラーの開幕戦得点は5シーズン連続であり、これはリーグ新記録となった。

 試合後、ユルゲン・クロップ監督は「とても良かった。シーズンの始まりに求められるのは結果だ。今日の我々は、試合に勝つための絶対的な実力を持っていた。非常にプロフェッショナルなパフォーマンスで、とても気に入っているし、自分たちのプレーができてとてもとてもハッピーだ」と、喜びと満足感を示している。
 
 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は、代表戦の影響でチームへの合流が遅れ、スタメンから外れたフィルミーノが、先発して結果を残したジョッタに代わって出場し、こちらもゴールを挙げたことを高く評価。フル出場したサラー、サディオ・マネとともにFWの4選手が計算できると報道。もっとも、これで十分かどうか(戦力補強の必要があるか)はクロップ監督が判断を下すことになり、移籍市場の閉幕する今月末まで検討されるとしている。

 そこで気になるのは南野拓実だ。プレシーズンマッチで結果を残し、指揮官からも高評価を得、現地メディアが開幕戦スタメン入りの可能性も示唆したものだったが、蓋を開けてみれば出番なしに終わり、失望を味わったファンも多かったようだ。もちろん、まだ1試合が終わっただけであり、今後状況が南野にとって良い方向に変わる可能性があり、また年明けにはアフリカネーションズ・リーグによってサラーとマネが長期離脱することが濃厚であることを考えれば、チャンスはあると言えるかもしれない。
 

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