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日本代表

「エンドウはプロフェッショナルだ」シュツットガルト遠藤航をクラブ公式が激賞! 日本人キャプテンの献身ぶりに脚光

THE DIGEST編集部

2022.04.06

チームの大黒柱として君臨する遠藤。クラブもその献身ぶりを高く評価している。(C) Getty Images

チームの大黒柱として君臨する遠藤。クラブもその献身ぶりを高く評価している。(C) Getty Images

 現在、ドイツブンデスリーガで最も注目を集める日本人プレーヤーと言っていいだろう。

 シュツットガルトの遠藤航は、リーグ戦最終盤を迎えても、その動き、そしてプレーへの姿勢は高い評価を受け続けている。
 
 ここまで28節を終えたリーグ戦ではすべて先発でピッチに立ち、途中交代は4試合のみ。残りわずかとなった今季、下位に沈むシュツットガルトを少しでも押し上げようと、身体を張り続けている。

 チームは現在15位につけ、降格圏である17位ヘルタBSCとの勝点差はわずかに1。ここ4試合は、全て勝点を得ているものの、残留を争うクラブが多くひしめき合うなど、過酷な状況に変化はない。

 まさに生き残りを争う局面が続くなか、現地からはこれまで以上にエネルギーに満ちた日本人キャプテンの表情が伝えられている。シュツットガルト公式サイトは遠藤の今季を振り返り『前を向く』というタイトルのトピックを配信、ここまでの活躍や今後へ向けた本人のコメントも報じている。

 同サイトでは、遠藤の今季のプレー時間(2448分)について、リーグで4番目であることを説明し「エンドウはチームのために最も多くの時間プレーしたプロフェッショナルだ」と評価。さらに「ボールをインターセプトし、危険な攻撃を仕掛け、自らもゴールを決める。彼のプレーは明確だ」として、ピッチ上での躍動ぶりを称賛している。また、チームは残留争いが続く厳しい状況だが、前節の引き分けを受けて遠藤本人は「次戦も難しい試合になるだろうが、勝つことを目指したい」と、ポジティブな姿勢を見せている。

 29歳の戦いの場はクラブだけにとどまらない。昨年、今年と日本代表でも躍進の原動力となり続けてきた。ベスト4進出を果たした東京五輪、出場権獲得を成し遂げたワールドカップ(W杯)アジア最終予選、いずれも中盤でメンバーを支え、攻守のキーマンとしての役割を果たし、さらには年末に訪れる“夢の舞台”での戦いを見据えている。

 公式サイトでも今年のカタールW杯で日本がドイツ、スペインと同組となったことにも触れ、遠藤自身の「ドイツは間違いなくベストチーム。スペインも相手となり、我々日本人には厳しいグループではあるが、試合が楽しみです」という意気込みも伝えている。

 残り6試合のリーグ戦では、残留を争うライバルとの直接対決の他、上位陣との対戦も残している。クラブ、代表でもシビアな状況が続くなか、それでも向かうべき目標のために遠藤航はピッチに立つ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】クラブ公式が伝えた遠藤航のインタビューの様子

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