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海外サッカー

“失点の原因&同点弾”の鎌田大地に対する評価は様々。一方で長谷部誠に指揮官は「45歳までプレーしてほしい」と感嘆

THE DIGEST編集部

2022.08.15

フランクフルトで活躍する鎌田(左)と長谷部(右)。13日のヘルタ戦は、現地メディアからどんな評価を下されたのか?(C)Getty Images

フランクフルトで活躍する鎌田(左)と長谷部(右)。13日のヘルタ戦は、現地メディアからどんな評価を下されたのか?(C)Getty Images

 現地時間8月13日、ブンデスリーガ第2節が行なわれ、フランクフルトは1-1でヘルタ・ベルリンと引き分けた。

【動画】鎌田大地が“今季初ゴール”を決めたシーンをチェック!
 
 敵地での一戦、開始3分にいきなりスアト・ゼルダルのゴールを許してしまったフランクフルトだったが、その後は幾度もチャンスを創出。そして後半開始早々、カウンターから追いつく。そして、ランダル・コロ・ムアニのラストパスを完全フリーの状態で受け、右足で難なくゴールに流し込んだのは、この試合で3-5-2のボランチとしてスタメン入りした鎌田大地だった。
 
 立ち上がりにバックパスを奪われ、これが失点に繋がってしまったが、中盤で多くのプレーに絡んだ他、機を見て前線に上がり、自ら別の得点チャンスを得たりもして存在感を誇示。殊勲の同点ゴールについて、クラブはSNSで「これぞバランスの良さ!アイントラハトはポゼッションから素早い切り替え見せ、コロ・ムアニのお膳立てを受けた日本人選手が、氷のような冷静さでゴールに流し込んだ」と伝えている。
 
 また、公式サイトでも「コロ・ムアニがボールを奪い、右に流すと、並走したカマダはゴール右隅に押し込むだけだった」と綴られたが、ここでは「コロ・ムアニ(56分)、カマダ(63分/クロスバーを越す)、ファリデ・アリドゥ(78分)は、時間の経過につれてますます支配的となっていったアイントラハトに追加点をもたらしていた可能性もあった」として、逸機にも言及した。
 
 ブンデスリーガの公式サイトは、「カマダがベルリンでフランクフルトを救った」と題した記事において、「カマダは1-1とするゴールを決めたことで、早々の失点を帳消しにした」「前半は“威嚇射撃”に終わったものの、後半開始から3分の場面ではミスを犯すことはなかった。コロ・ムアニのグラウンダーのパスをペナルティーエリア内で受けた彼には、これを外しようがなかった」と報じている。

 現地メディアの評価を見ると、日刊紙『BILD』は、鎌田がヘルタに先制点を喫する原因となったことに絡めて、「カマダがゼルダルに反撃」との見出しを打ち、サッカー専門誌『Kicker』は、「最初はフラストレーション、次に喜び。これが、カマダが1-1とした自身のゴールを祝う方法である。0-1となった責任は彼にある」と指摘。また、「カマダは自身の過ちを償った」とも綴った。
 
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