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スペイン各紙が久保建英にチーム最高評価! リーガ100試合目を白星で飾り本人は「ベリーグッドな試合!」と歓喜の投稿

THE DIGEST編集部

2022.09.20

エスパニョール戦で先制点をお膳立てした久保。チームの勝利に貢献している。(C) Getty Images

 現地時間9月19日に行なわれたラ・リーガ第6節で、レアル・ソシエダは2-1でエスパニョールを下した。

 ヨーロッパリーグ(EL)のオモニア・ニコシア戦(2-1の勝利)から3日後のホームゲーム、バスクのチームは開始17分で早くも先制。久保建英がバックパスを受けた相手GKに猛然と迫ってプレスをかけると、彼がカットしたボールはゴール前に転がり、これをアレクサンダー・セルロートが詰めて先制ゴールを挙げた。その2分後にCKからのサインプレーで同点とされるも、29分にミケル・メリーノの完璧なラストパスを受けたブライス・メンデスが冷静に流し込み、これが決勝点となった。
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【動画】ほぼ久保建英のゴール!? エスパニョール戦のレアル・ソシエダの先制点
 積極的かつ献身的なプレーで貴重な先制点をお膳立てした久保。2トップの一角としてスタメン入りし、エリア、内容ともに幅広くプレーした21歳は、試合後にアシストの場面を振り返り、「シーズン前のアスレティック戦でも似たような場面があったのを思い出し、GKはコントロールが良くないのでボールを奪いに行くべきだと思いました。ゴールの瞬間は(GKに蹴られて)倒れていたので、主審がPKの笛を吹いたのだと思いました」と明かしている(マドリードのスポーツ紙『MARCA』より)。

 また、この日のポジションについて「入団時、(イマノル・アルグアシル)監督に左ウイングは僕の好みではないと言いましたが、今日はこのポジションに満足しています」と語った彼は、ソシエダでプレーする経緯を改めて振り返って「これが選手として飛躍するための、最後のチャンスかもしれないと考え、他の選択肢はないと思いました。今のところ、期待に応えられていると思います」と、新天地での手応えと自信を示した。

 クラブは公式サイトで、このアシスト場面を「これ以上ないエンターテイメント性に富んだ試合で、久保の信念がイマノルのチームに先制点をもたらした。彼は相手GKのミスの後、不可能と思われるボール奪取によってセルロートのゴールを可能なものとした」と伝えた。

 また、このエスパニョール戦は、久保にとって記念すべき節目の試合ということで、彼は自身のSNSで「ホームでの今季リーガ初勝利! ベリーグッドな試合! 個人的にはリーガでの100試合目ということで、満足しています」(スペイン語)と投稿して
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多くのメディアで高採点を獲得。「ゴールを決めたのはほとんどこの日本人選手だった」