現地時間12月18日、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝はアルゼンチン対フランスの顔合わせとなり、3-3で勝負はPK戦へ。4-2でアルゼンチンが勝ち、36年ぶり3度目のW杯優勝を飾った。
多くのドラマを生んだ今大会。なかでも世界をひと際驚かせたのは、グループE組の開幕戦ドイツ戦で起こした日本の大金星と言える。そんな森保ジャパンに対し、米メディアが再び脚光を当てている。
【動画】歴史的逆転勝利!堂安&浅野がゴールネットを揺らしたドイツ戦をプレイバック
現地時間12月17日、米大手放送局『CNN』は、「2022年カタール大会で最も忘れられない瞬間」と題した特集記事を掲載。「驚くべき勝利、涙、劇的なゴールなど、今大会は記憶に残るものばかりだ」と約1か月間の戦いを振り返ったうえで、世界に衝撃を与えた8つのシーンを取り上げた。
その1つに選出されているのが、現地時間11月23日、日本がドイツを破ったグループE初戦での番狂わせだ。試合前半には、PKから先手を取られるも、後半から投入した堂安律、浅野拓磨がゴールを決め、2−1の逆転勝ち。このアップセットが、大会全体の熱狂度を高めたのは間違いないだろう。
下馬評で日本が圧倒的不利と見られていたなか、見事予想を覆して見せたこの試合について同局は、「2014年ブラジル大会覇者のドイツが、日本に敗れるという予期せぬ展開となった」と指摘し、「ドイツにとってW杯での精彩を欠く戦いぶりを方向づけるものだった」とも言及している。
さらに、日本戦の詳細について、「試合の大半を支配していたドイツは、1−0とした後、リードを広げる機会が何度もあった」と記すと、後半から驚異の追い上げを見せた日本には、「波に乗り、チャンスが来た時にこそ、その真価を発揮していた」と絶賛の言葉を送った。
その後、スペインとの第2戦で1−1の引き分けだったドイツは、コスタリカとの第3戦に4−2で勝利。しかし、前回大会に続く2大会連続のグループステージ敗退となり、この結果には、「日本がスペインと並んで決勝トーナメントに進出し、ドイツを母国に送り返した」と記述している。
国内外から賛辞が相次いだ日本のジャイアントキリング。惜しくも悲願のベスト8入りは叶わなかったが、その躍動する姿は、ファンの記憶に長らく残り続けることだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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