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海外サッカー

「夢を叶えることができる」スペイン・メディアが冨安健洋のバルサ移籍の可能性を報道!! 過去のスクール在籍経験にも言及

THE DIGEST編集部

2023.03.16

バルセロナ移籍の可能性がスペインで報じられた冨安。去就に注目が集まる。(C) Getty Images

バルセロナ移籍の可能性がスペインで報じられた冨安。去就に注目が集まる。(C) Getty Images

 メガクラブが24歳のサムライに照準を合わせたのだろうか。

 ラ・リーガのFCバルセロナが、プレミアリーグ、アーセナル所属の冨安健洋に関心を寄せていると、スペイン・メディア『todo fichajes』が現地時間3月15日に報じた。

 

 同メディアの公式サイトのトピックによると、アーセナルが今夏にバルセロナのフォワード、ラフィーニャ獲得を目指していると伝えており、その上でバルセロナは右サイドバック補強のため、冨安に白羽の立てたとしている。

 記事の中では「バルサはロンドンのクラブからの選手獲得を考えるようになり、ジョルディ・クライフら首脳陣は長い間、タケヒロ・トミヤスに魅力を感じているようだ。特にアジアでのマーケティングとセールスはこれまでも行なってきており、日本人のプロフィールを持つ既存のビジネス以外でも、このウィンガーはカタルーニャの事務局に本当に魅力的な存在である」と綴っている。

 その上で「そのためアーセナルに彼を売却となった場合、右サイドバックのポジションにトミヤスを獲得することにつながるだろう」としてトレードの形となると見込みを述べた。

 また「元ボローニャの選手は、福岡のバルサアカデミーでトレーニングを受けていたこともあり、バルセロナでプレーするという夢を叶えることができる。現在、ミケル・アルテタにとって重要な選手だが、攻撃陣を強化するためにこの日本人を犠牲にする可能性もある」と冨安とバルセロナの関係にも触れながら移籍の可能性を主張。

 加えて「トミヤスの市場価値はラフィーニャの2倍であることから、両クラブにとって良い取引となり、青と白(バルセロナ)の金庫にもお金が入るだろう。 この取引が完了すれば、両者にとって有益なものとなる。アーセナルは2500万ユーロで成長著しい決定的な選手を獲得でき、バルセロナは同額で右サイドバックを獲得できるため、ブラジル人選手の高額な報酬を節約できる」として財政上のメリットも発生すると指摘した。

 欧州を股にかけ浮かび上がることとなった、冨安健洋の移籍の可能性。これまでも日本とは少なからず関係を生んでいたリーガの名門が今後、24歳の日本代表DFの獲得に動くことはあるのだろうか。今季はレギュラー奪取に奮闘を続け、新生日本代表にも選出された現在、もし実現となれば冨安のサッカー人生にとって大きな転機となることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部
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