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「なんという強烈なシュート!」先制弾の伊藤洋輝に地元紙から最高評価!! 敵地で攻守に躍動「同胞・浅野には隙を与えず」

THE DIGEST編集部

2023.04.11

ボーフム戦で鮮やかなボレー弾を決めた伊藤。勝利に大きく貢献した。(C) Getty Images

 現地時間4月9日に行なわれたブンデスリーガ第27節で、シュツットガルトは敵地でボーフムを3-2で下し、最下位を脱して16位に浮上した。

【動画】伊藤洋輝が鮮やかなボレー弾で先制!
 同じく下位に沈む者同士の直接対決は、浅野拓磨と原口元気、遠藤航、伊藤洋輝の日本人対決でもあったが、最も脚光を浴びたのは最年少23歳の伊藤だった。シュツットガルトの3バックの一角は、14分にクロスのクリアボールに反応して左足を振り抜き、クロスバーを叩く強烈なシュートで先制点をゲット。今季初ゴールを決めた日本代表DFは、その後に両チーム計4ゴールが生まれる試合で、守備においても役割を完遂し、勝利に貢献を果たした。

 自身のSNSでゴール場面の写真と動画を公開するとともに、「大きな勝点3」と投稿した背番号21。彼の先制弾について、クラブはSNSで「左足の力強いシュートで、相手GKマヌエル・リーマンにチャンスを与えなかった」と伝え、セバスティアン・ヘーネス監督は「最初のチャンスをモノにしたことは非常に大きかった」と、序盤での先制ゴールの重要性を強調している。

 ブンデスリーガ公式サイトでは「クロスバーを叩きながらのゴールで、アウェーでの勝点3奪取の扉を開いた」と報じられた伊藤について、現地メディアの報道では、日刊紙『BILD』が「守備者である伊藤とヨシャ・ヴァグノマン(3点目をマーク)がゴールを決められることは知られていなかった。伊藤は『夢のゴール』でVfBに先制点をもたらし、ファビアン・ヴォルゲムートSDは『早い時間帯のゴールで我々は主導権を握った』と語った」と報じた。

 一方、サッカー専門誌『Kicker』は、「ボルナ・ソサの左サイドからのクロスをダニーロ・ソアレスが十分にクリアできなかったことで、伊藤が狙いを定め、クロスバーの下を叩きながらボールをゴールネットに送り込んだ。先制点はどこからともなく到来したが、シュツットガルトにとっては非常に良かった」と綴っている。
 
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「守備では丁寧なプレー。ビルドアップもほぼ完璧」

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