日刊紙『Suddeutsche Zeitung』も、「ダニーロによる心ならずの“パス”を受け、上がって来ていた伊藤は、パワフルなシュートを放ち、VfBのファンたちを大歓声に沸かせた」と報道。地元紙『Stuttgarter Zeitung』は採点でチーム単独最高の「1.5」（１～６で少ないほど高評価）を伊藤に与え、寸評も以下のようにポジティブなものとなった。
  「日本人選手はパワフルに、16メートルの距離からクロスバーの下をくぐるシュートを放ち、スコアを１-０とした。また、守備では丁寧にプレーし、何よりもスピードのある同胞の浅野に対して、一切隙を与えなかった。ビルドアップも、ほぼ完璧だった」

　そして、『Zeitungsverlag Waiblingen』紙は、「彼は今季初ゴールというワンダフルな瞬間を、ボーフムとの“地下対決”の14分に決めることを選んだ。なんという強烈なシュートだろうか！　鮮やかでテクニカルなボレーにより、序盤の良い時間帯でアウェーチームにリードをもたらした。それだけでなく、日本人選手は本職の守備においても、３バックとして上手く仕事を果たした」と賛辞を贈り、こちらの採点はチーム最高タイの「２」となっている。

構成●THE DIGEST編集部
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