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「スコットランドにはもったいない」英メディアがMVP有力候補に旗手&古橋を推挙!!「大一番で実力を発揮した」

THE DIGEST編集部

2023.04.19

スコットランドのMVP候補に推される旗手と古橋。果たして栄冠に輝くのは? (C) Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップはいよいよ佳境を迎える。全チームによる総当たり戦は残り1試合を残すのみとなった。

 ここまで首位独走状態のセルティックは日本人プレーヤーが強烈に存在感を発揮しリーグ連覇が現実味を帯びてきている。特にエースストライカーの古橋亨梧の得点力は今季も相手チームの脅威となった。前節のキルマーノック戦でも2点を挙げ、リーグ23得点で得点王も視界に捕らえている。

 また、旗手怜央もここまで24試合でスタメン出場し、中盤で攻守にわたってチームを支えた。その活躍ぶりから国外クラブへの移籍の話題も伝えられるなど、飛躍のシーズンを送った。現在は負傷離脱中であるものの、今季中での復帰は十分に可能性があるとも報じられている。

 そして、今季のセルティックの原動力となっている両日本人には、リーグ戦終了後、MVP選出を有力視する声も後を絶たない。『The Scottish Sun』は現地時間4月18日、スコットランドリーグの最優秀選手賞の行方を論じるトピックを配信。今季、目覚ましい活躍をみせたプレーヤーを挙げながらMVPへの見込みを示している。

 トピックでは、最初に旗手が紹介されており「彼はスコットランドのフットボールにはもったいない、より速く考え、より速く動く中盤のマシーンなのだ」とピッチ上での動きの質を絶賛。続けて「ハタテは、フルハシほどゴールを決めていないがセルティックへの影響力は絶大である」と強調し、さらに「セルティックがこの夏、この25歳に別れを告げ最高額入札者に売却し、後継者としてトモキ・イワタが名を連ねていたとしても私はショックを受けないだろう」と移籍についても言及している。

 また、古橋も有力候補であるとして「今季は29ゴールを記録し、大一番でその実力を発揮した。アイブロックスでの土壇場での同点弾に続き、リーグカップ決勝でも2点、パークヘッドでのレンジャーズ戦でも2点を決めている」と指摘。ここまでの公式戦での実績、勝負強さを称えている。

 他にも、セルティックの同僚であるカラム・マクレガーや得点ランク上位につけるマザーウェルのケビン・ファン・フェーンらの名前も挙がっているが、古橋、旗手のパフォーマンスは他の誰よりも際立っていたことは間違いない。MVPの行方と共に、シーズン最終盤でのプレーにも注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部
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【動画】古橋亨梧、大一番のレンジャーズ戦で2ゴール!