現地10月26日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節で、ブライトンはアヤックスを2ー0で破り、3戦目にしてクラブ史上初となる欧州カップ戦初勝利を飾った。
【動画】三笘薫が出場したブライトン対アヤックスのハイライトをチェック!
国内リーグでは降格圏に沈むなど歴史的な不振に喘いでいるオランダの超名門クラブを本拠地アメックス・スタジアムに迎えた「シーガルズ」は42分、敵陣深くで縦パスを受けた三笘薫が鋭い切り返しでDFをかわしてからシュートを放つと、相手GKがセーブしてこぼれたところをジョアン・ペドロが詰めて先制。53分にはシモン・アディングラとの好連係から、アンス・ファティが絶妙のタイミングとコースのシュートで公式戦2試合連続のゴールを決め、ホームチームはこのリードを最後まで守り切った。
アシストだけでなく、持ち前の推進力と突破力を発揮して相手守備陣に脅威を与え、さらに様々なポジションから決定的なパスを通すなど、チャンスメークで多くの見せ場を創った背番号22に対し、今季からチームメイトになったベテランのジェームズ・ミルナーは、「守備の選手を注意深く観察するし、それに対応する方法やドリブルにおいて、彼はトップクラス。非常にクレバーでシャープな選手だね。間違いなく我々にとって重要な選手だ」と褒め称えている。
UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイトはライブ実況のなかで、三笘のプレーについて「ブライトンにとって非常に重要な選手となった彼の電撃的なスピードとスキル」「見事なドリブル」「左ウイングとしてアヤックスに脅威を与えた」「優れたパス」などと、90分間を通して多くの賛辞を贈った。
現地メディアの報道では、英国公共放送『BBC』は、「三笘のファインシュートをアヤックスのGKディアント・ラマジが弾いた後のこぼれ球をペドロが押し込み、ELでランキング最多の4点目を挙げた」と先制点の場面を伝え、また相手の視点から「シーズン史上最悪のスタートを切り、エールディビジで下から2番目に沈んでいるアヤックスは、ホームチームを苛立たせるために引いて守りを固め、三笘の一瞬の魔法が突破口を開くまでは、ほぼ上手くいっていた」と綴っている。
同メディアの視聴者による採点ではチーム2番目となる「8.00」を与えられた三笘に対し、日刊紙『The Guardian』は「三笘はこの試合で非常に優れたプレーを見せ、保守的なアヤックスに対し、試合の序盤でチームをリードした。42分には、ロベルト・デ・ゼルビ監督が期待するプレーを実践。サイドから中央に移動し、ルイス・ダンクからのパスを受けて、ターンして低いシュートを放った」と、そのプレーを振り返った。
また『The Sun』紙は、「三笘は左サイドで絶えず相手にとっての脅威となった。ソリー・マーチが長期欠場を強いられる怪我を負った後、さらに多くのものを求められるようになっていた」と記述。『Daily Mail』紙は10点満点の採点で、三笘に単独最高の「8」を付与している。
スポーツ専門放送局『EUROSPORT』は、採点ではこちらもチーム最高タイの「8」とし、「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定。「ブライトンのウインガーは左サイドで絶えず脅威となり、アヤックスが彼の影を追いかけるような状況を作り出した。個人的に素晴らしい瞬間がペドロの先制ゴールを生み出す結果となったが、別の試合では彼自身がスコアシートに名を連ねるだろう。三笘がチームにいる限り、シーガルズは何でも可能だ」と絶賛した。
そしてブライトンの地元メディアでは、地元紙『The Argus』が「前半、チームの得点機に絡み、先制場面とジョアン・ペドロのさらに2つのチャンスを含む、全ての重要な瞬間に関与した。最近はサイドライン付近だけでなく、そこから遠く離れた位置でもクリエーティブであるように指示を受けている彼は、それを実現する強い兆候を示している」とポジティブに評し、こちらも最高タイ採点の「8」を与えている。
一方、『Sussex Express』は採点「7」で、「序盤にペドロに良いチャンスを作るために素晴らしいウイングとしてのプレーを披露。ボールを失い、ファウルを犯してイエローカードをもらう場面もあったが、ペドロとの連係は素晴らしく、彼の先制ゴールの前には惜しくもシュートをセーブされた。後半はあまり彼にボールは合わなかったが、それでも試合を通して相手にとっての脅威となった」と総括した。
構成●THE DIGEST編集部
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国内リーグでは降格圏に沈むなど歴史的な不振に喘いでいるオランダの超名門クラブを本拠地アメックス・スタジアムに迎えた「シーガルズ」は42分、敵陣深くで縦パスを受けた三笘薫が鋭い切り返しでDFをかわしてからシュートを放つと、相手GKがセーブしてこぼれたところをジョアン・ペドロが詰めて先制。53分にはシモン・アディングラとの好連係から、アンス・ファティが絶妙のタイミングとコースのシュートで公式戦2試合連続のゴールを決め、ホームチームはこのリードを最後まで守り切った。
アシストだけでなく、持ち前の推進力と突破力を発揮して相手守備陣に脅威を与え、さらに様々なポジションから決定的なパスを通すなど、チャンスメークで多くの見せ場を創った背番号22に対し、今季からチームメイトになったベテランのジェームズ・ミルナーは、「守備の選手を注意深く観察するし、それに対応する方法やドリブルにおいて、彼はトップクラス。非常にクレバーでシャープな選手だね。間違いなく我々にとって重要な選手だ」と褒め称えている。
UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイトはライブ実況のなかで、三笘のプレーについて「ブライトンにとって非常に重要な選手となった彼の電撃的なスピードとスキル」「見事なドリブル」「左ウイングとしてアヤックスに脅威を与えた」「優れたパス」などと、90分間を通して多くの賛辞を贈った。
現地メディアの報道では、英国公共放送『BBC』は、「三笘のファインシュートをアヤックスのGKディアント・ラマジが弾いた後のこぼれ球をペドロが押し込み、ELでランキング最多の4点目を挙げた」と先制点の場面を伝え、また相手の視点から「シーズン史上最悪のスタートを切り、エールディビジで下から2番目に沈んでいるアヤックスは、ホームチームを苛立たせるために引いて守りを固め、三笘の一瞬の魔法が突破口を開くまでは、ほぼ上手くいっていた」と綴っている。
同メディアの視聴者による採点ではチーム2番目となる「8.00」を与えられた三笘に対し、日刊紙『The Guardian』は「三笘はこの試合で非常に優れたプレーを見せ、保守的なアヤックスに対し、試合の序盤でチームをリードした。42分には、ロベルト・デ・ゼルビ監督が期待するプレーを実践。サイドから中央に移動し、ルイス・ダンクからのパスを受けて、ターンして低いシュートを放った」と、そのプレーを振り返った。
また『The Sun』紙は、「三笘は左サイドで絶えず相手にとっての脅威となった。ソリー・マーチが長期欠場を強いられる怪我を負った後、さらに多くのものを求められるようになっていた」と記述。『Daily Mail』紙は10点満点の採点で、三笘に単独最高の「8」を付与している。
スポーツ専門放送局『EUROSPORT』は、採点ではこちらもチーム最高タイの「8」とし、「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定。「ブライトンのウインガーは左サイドで絶えず脅威となり、アヤックスが彼の影を追いかけるような状況を作り出した。個人的に素晴らしい瞬間がペドロの先制ゴールを生み出す結果となったが、別の試合では彼自身がスコアシートに名を連ねるだろう。三笘がチームにいる限り、シーガルズは何でも可能だ」と絶賛した。
そしてブライトンの地元メディアでは、地元紙『The Argus』が「前半、チームの得点機に絡み、先制場面とジョアン・ペドロのさらに2つのチャンスを含む、全ての重要な瞬間に関与した。最近はサイドライン付近だけでなく、そこから遠く離れた位置でもクリエーティブであるように指示を受けている彼は、それを実現する強い兆候を示している」とポジティブに評し、こちらも最高タイ採点の「8」を与えている。
一方、『Sussex Express』は採点「7」で、「序盤にペドロに良いチャンスを作るために素晴らしいウイングとしてのプレーを披露。ボールを失い、ファウルを犯してイエローカードをもらう場面もあったが、ペドロとの連係は素晴らしく、彼の先制ゴールの前には惜しくもシュートをセーブされた。後半はあまり彼にボールは合わなかったが、それでも試合を通して相手にとっての脅威となった」と総括した。
構成●THE DIGEST編集部
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