U-23アジア選手権は、1月15日にグループB最終節、U-23日本代表対U-23カタール代表の一戦がタイのラジャマンガラスタジアムで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
日本は初戦のサウジアラビア戦、第2戦のシリア戦といずれも1-2で敗れ、すでにグループリーグ敗退が決定。決勝のトーナメントに進めないのは、2013年のU-23アジア選手権発足以来、初のことだ。
そんな状況での試合だったが、日本は立ち上がりから果敢に戦う姿勢を見せ、43分には相馬勇紀のロビングのパスに抜け出した田中駿汰がGKとの1対1でシュートを放つ。これは枠の左に外してしまうが好機を作り出していた。
しかし前半のアディショナルタイム、プレーが進んでいた中、突然VARによる判定が行なわれ、田中碧がファウルの判定で一発レッド。退場となってしまう。
一人少ない中でも、73分に小川航基が魅せる。「引いてくる相手にはミドルとか、そういう大胆なシュートが大事になって来ると思っていたんで、あれ(先制点の場面)は良いシーンだったかなと」と語るグラウンダーのミドルシュートでネットを揺らし、この大会初めて日本が先制点を奪った。
ところが、直後の79分。カタールのマジードにドリブルでペナルティエリアに侵入されると、齊藤のファウルを取られPKに。微妙な判定だったものの、こちらはVARのオンフィールドレビューは行なわれず、キッカーのアブドゥラー・アルアフラクに決められ1-1の同点とされ、スコアそのままに試合終了を迎えた。
試合後のフラッシュインタビューに応えた小川は、以下のようにコメントした。
「一人少ないとか関係なく、今は悔しい気持ちでいっぱいです。(大会を未勝利で終え)本当にこのままではいけないと思いますし、正直こんなに力がなかったんだと思ってしまいます。相手の勝負に対する気持ち、球際、もっと日本は学ばなければならないと思いました」
東京五輪まであと半年ほどに迫っている。今大会で浮き彫りとなった課題を、今後どう対応するのか。日本代表の真価が問われている。
構成●サッカーダイジェスト編集部
日本は初戦のサウジアラビア戦、第2戦のシリア戦といずれも1-2で敗れ、すでにグループリーグ敗退が決定。決勝のトーナメントに進めないのは、2013年のU-23アジア選手権発足以来、初のことだ。
そんな状況での試合だったが、日本は立ち上がりから果敢に戦う姿勢を見せ、43分には相馬勇紀のロビングのパスに抜け出した田中駿汰がGKとの1対1でシュートを放つ。これは枠の左に外してしまうが好機を作り出していた。
しかし前半のアディショナルタイム、プレーが進んでいた中、突然VARによる判定が行なわれ、田中碧がファウルの判定で一発レッド。退場となってしまう。
一人少ない中でも、73分に小川航基が魅せる。「引いてくる相手にはミドルとか、そういう大胆なシュートが大事になって来ると思っていたんで、あれ(先制点の場面)は良いシーンだったかなと」と語るグラウンダーのミドルシュートでネットを揺らし、この大会初めて日本が先制点を奪った。
ところが、直後の79分。カタールのマジードにドリブルでペナルティエリアに侵入されると、齊藤のファウルを取られPKに。微妙な判定だったものの、こちらはVARのオンフィールドレビューは行なわれず、キッカーのアブドゥラー・アルアフラクに決められ1-1の同点とされ、スコアそのままに試合終了を迎えた。
試合後のフラッシュインタビューに応えた小川は、以下のようにコメントした。
「一人少ないとか関係なく、今は悔しい気持ちでいっぱいです。(大会を未勝利で終え)本当にこのままではいけないと思いますし、正直こんなに力がなかったんだと思ってしまいます。相手の勝負に対する気持ち、球際、もっと日本は学ばなければならないと思いました」
東京五輪まであと半年ほどに迫っている。今大会で浮き彫りとなった課題を、今後どう対応するのか。日本代表の真価が問われている。
構成●サッカーダイジェスト編集部