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海外サッカー

EURO2020優勝候補の本命はどこだ?出場する列強8か国を完全格付け!

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.02.03

オランダ代表のファン・ダイク(左)とポルトガル代表のC・ロナウド(右)。(C)Getty Images

オランダ代表のファン・ダイク(左)とポルトガル代表のC・ロナウド(右)。(C)Getty Images

 残りの4か国が決まる3月のプレーオフを経て、6月12日に開幕を迎えるEURO2020。試みたのは列強8か国の格付けだ。タレント力、監督力、近年の実績などをそれぞれ評価して導き出した。優勝候補の本命はどこだ?
※タレント力評価、監督手腕・実績評価はS、A、B、C、Dの5段階評価

8位:オランダ(FIFAランク14位/UEFA代表チームランク9位)

[FW] タレント力評価D
超ワールドクラス:なし
ワールドクラス:なし
準ワールドクラス:デパイ
超逸材:ベルフバイン、マレン、ステンフス

[MF] タレント力評価C
超ワールドクラス:なし
ワールドクラス:デヨング
準ワールドクラス:ヴァイナルダム
超逸材:ファン・デベーク

[DF&GK] タレント力評価A
超ワールドクラス:ファン・ダイク
ワールドクラス:デリフト
準ワールドクラス:デフライ、ブリント、シレッセン
超逸材:なし

[監督] 手腕・実績評価B
ロナルド・クーマン(56歳/オランダ国籍)

[近年の実績] 不十分
2014年W杯:3位
EURO2016:予選敗退
2018年W杯:予選敗退
ネーションズリーグ:準優勝
EURO2020予選:グループC2位(6勝1分け1敗/24得点・7失点)

 EURO2016とロシアW杯は予選敗退の憂き目を見たが、世代交代を推し進めるクーマン監督の下で競争力を取り戻した。いまや世界最高のCBと評されるファン・ダイクに加え、デリフト、デヨングが重要戦力に成長したチームは特大の驚きを提供しうるポテンシャルが。懸念は左膝靭帯断裂で離脱したデパイの状態。出場は微妙な情勢だ。
 
7位:ポルトガル(FIFAランク7位/ UEFA代表チームランク2位)

[FW] タレント力評価A
超ワールドクラス:C・ロナウド
ワールドクラス:なし
準ワールドクラス:J・フェリックス
超逸材:R・レオン、F・シウバ

[MF] タレント力評価C
超ワールドクラス:なし
ワールドクラス:B・シウバ
準ワールドクラス:なし
超逸材:ジェジソン、フロレンティーノ

[DF&GK] タレント力評価D
超ワールドクラス:なし
ワールドクラス:なし
準ワールドクラス:セメド
超逸材:なし

[監督] 手腕・実績評価A
フェルナンド・サントス(65歳/ポルトガル国籍)

[近年の実績] 優秀
2014年W杯:グループステージ敗退
EURO2016:優勝
2018年W杯:ベスト16
ネーションズリーグ ・・優勝
EURO2020予選:グループB2位(5勝2分け1敗/22得点・6失点)

 前回王者にして、代表の新コンペティションのネーションズリーグを制した初代王者と、タイトル独占中の欧州の“絶対王者”だ。大エースのC・ロナウドが健在で、J・フェリックスというその後継者候補も出現。B・シウバも充実一途で、攻撃陣は大会のトップレベルだ。反面、ワールドクラスが皆無のDF陣は大きな不安を残す。
 

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