２位：ベルギー（FIFAランク１位／ UEFA代表チームランク３位）

［FW］ タレント力評価A
超ワールドクラス：なし
ワールドクラス：ルカク、Ｅ・アザール
準ワールドクラス：メルテンス
超逸材：なし

［MF］ タレント力評価A
超ワールドクラス：デ・ブルイネ
ワールドクラス：なし
準ワールドクラス：ヴィツェル、Ｔ・アザール
超逸材：ヴェルスハーレン

［DF&GK］ タレント力評価B
超ワールドクラス：なし
ワールドクラス：アルデルワイレルド、クルトワ
準ワールドクラス：ヴェルトンゲン、ムニエ
超逸材：なし

［監督］ 手腕・実績評価B
ロベルト・マルティネス（46歳／スペイン国籍）

［近年の実績］まずまず優秀
2014年Ｗ杯：ベスト８
EURO2016：ベスト８
2018年Ｗ杯：３位
ネーションズリーグ：リーグＡグループ２の２位
EURO2020予選：グループＩ１位（10勝０分け０敗／40得点・３失点）

　デ・ブルイネやアザールを中心とする87～91年生まれの黄金世代が経験を重ね、世界３位という大きな成果を残したのが18年Ｗ杯。自信を深めたチームは今予選でも10戦全勝と圧倒的な強さを見せつけ、本大会行きを決めた。レギュラー陣のタレント力は欧州屈指。DFラインの高齢化がやや気になるものの、優勝する力は十分に備えている。
  １位：フランス（FIFAランク２位／ UEFA代表チームランク５位）

［FW］ タレント力評価S
超ワールドクラス：エムバペ
ワールドクラス：グリエーズマン
準ワールドクラス：コマン、トバン
超逸材：デンベレ、イコネ

［MF］ タレント力評価S
超ワールドクラス：カンテ
ワールドクラス：ポグバ、マテュイディ
準ワールドクラス：トリソ、シソコ、ヌドンベレ
超逸材：ゲンドゥジ

［DF&GK］ タレント力評価S
超ワールドクラス：なし
ワールドクラス：ヴァランヌ、ウンティティ、ロリス
準ワールドクラス：ラングレ、ディーニュ、パバール、リュカ、Ｆ・メンディ
超逸材：なし

［監督］ 手腕・実績評価S
ディディエ・デシャン（51歳／フランス国籍）

［近年の実績］ 非常に優秀
2014年Ｗ杯：ベスト８
EURO2016：準優勝
2018年Ｗ杯：優勝
ネーションズリーグ：リーグＡグループ１の２位
EURO2020予選：グループＨ１位（８勝１分け１敗／25得点・６失点）

　超ワールドクラスに成長したエムバペを擁する前線をはじめ、カンテとヴァランヌが軸の中盤と最終ラインもタレント力はＳ評価。近年の実績やデシャン監督の手腕も傑出しており、優勝候補の筆頭と言っていい。唯一の不安材料は、怪我を繰り返し、移籍騒動にも揺れるポグバ。その局面打開力はＷ杯に続くメジャー大会の連覇に不可欠だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年１月16日号より転載