現地時間2月16日に行なわれたブラジルのカンピオナート・パウリスタ第10節で、サントスはアグア・サンタを3-1で下して4試合ぶりの白星を飾り、グループBの首位に浮上している。
【動画】南野拓実が躍動! ナント戦で1得点・2アシストの活躍
この本拠地ヴィラ・ベルミーロでの一戦で、古巣復帰4戦目となるネイマールがついに初得点を記録。14分に自らドリブルでの突破を試み、壁パスのリターンを受けてペナルティーエリアに進入したところで倒されてPKを獲得すると、自らキッカーを務め、冷静に相手GKの逆を突いてゴールネットを揺らした。2023年10月3日のAFCチャンピオンズリーグのナッサジ・マザンダラン戦以来となる公式戦ゴールは、サントスでは2013年4月17日のフラメンゴ戦以来のものだった。
チームメイト、ベンチ、そしてスタンドを喜びに沸かせた背番号10は、その後も積極的なプレーを見せる。そして2-1のリードで迎えた80分には、右からのクロスを受け、反転して体勢を崩しながらも左のギリェルメにラストパスを通し、初アシストも記録してみせた。
85分に交代でベンチに退いたブラジルの至宝は、試合後にスポーツ専門チャンネル『TNT SPORTS』に対して「復帰後初ゴールを決められて嬉しい。この瞬間が、ずっと待ち遠しかった。このゴールはサントスのサポーターの他、家族やチームメイトにも捧げたい。本当に嬉しい。PKは練習の成果。こういう重要な場面でしっかり決められるよう、日々練習を重ねている」と満足感を示し、さらに以下のように続けている。
「今日の試合は、自分だけでなく、チーム全体にとっても良いものとなったことが嬉しい。全員が素晴らしいプレーをしていたし、自分自身もピッチに立っている時間を伸ばせて(加入以来最長)、よりプレーに関与できていることにも満足している。フィジカル面でも少しずつ良くなっていると感じている」
試合前には、ネイマールの1500万ユーロ(約24億円)という市場価値が、アグア・サンタ全選手の合計額の3倍以上であることも話題となっていたというが(ブラジルのスポーツ紙『LANCE!』より)、それに見合うだけの結果を今回は残すことができたと言えよう。
過去3戦に比べてパフォーマンスが確実に向上した33歳について、総合メディア『Globo』は「ヴィラ・ベルミーロに足を運んだファンは、少なくとも幾つかのプレーで、ネイマールがピッチで輝く懐かしい光景を再び目にすることができた。華麗なドリブルやテクニックを披露した背番号10は、サントスを勝利に導いた」とポジティブな見解を示し、さらに詳しくそのプレーを振り返っている。
「前半は特に好調で、素晴らしいプレーを連発。チームの攻撃の起点となり、ドリブルで相手を翻弄し、ループパスで好機を演出するなど、スタジアムを熱狂させた。前節コリンチャンス戦よりも、ボールを持った際のプレーに余裕があり、チームの司令塔として機能。守備ライン近くまで下がってボールを受け、攻撃を組み立てる場面が何度も見られた。またこの試合では、相手の厳しいマークを受けることも少なかった」
また「大怪我からの回復途中ということもあり、まだコンディションを完全には取り戻せていないため、守備時には前線に残ることが多く、負担を軽減しながら試合に臨んでいる」として、ペドロ・カイシーニャ監督による柔軟な戦術にも助けられての活躍だったことも、同メディアは指摘した。
欧州メディアもネイマールの初ゴールに注目しているが、その中でスペインのスポーツ紙『MARCA』は「サントス復帰後の圧巻パフォーマンス」と見出しを打ち、「バルセロナ時代のスターが故郷で戦う4試合目。ピッチ上ではこれまでよりも自由に動き、攻撃的なプレーを披露した」と伝える一方で、「後半には疲労が見え、最後までプレーすることはなかった」とも綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ネイマール、PK獲得のドリブル突破&落ち着いて決めたPK
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この本拠地ヴィラ・ベルミーロでの一戦で、古巣復帰4戦目となるネイマールがついに初得点を記録。14分に自らドリブルでの突破を試み、壁パスのリターンを受けてペナルティーエリアに進入したところで倒されてPKを獲得すると、自らキッカーを務め、冷静に相手GKの逆を突いてゴールネットを揺らした。2023年10月3日のAFCチャンピオンズリーグのナッサジ・マザンダラン戦以来となる公式戦ゴールは、サントスでは2013年4月17日のフラメンゴ戦以来のものだった。
チームメイト、ベンチ、そしてスタンドを喜びに沸かせた背番号10は、その後も積極的なプレーを見せる。そして2-1のリードで迎えた80分には、右からのクロスを受け、反転して体勢を崩しながらも左のギリェルメにラストパスを通し、初アシストも記録してみせた。
85分に交代でベンチに退いたブラジルの至宝は、試合後にスポーツ専門チャンネル『TNT SPORTS』に対して「復帰後初ゴールを決められて嬉しい。この瞬間が、ずっと待ち遠しかった。このゴールはサントスのサポーターの他、家族やチームメイトにも捧げたい。本当に嬉しい。PKは練習の成果。こういう重要な場面でしっかり決められるよう、日々練習を重ねている」と満足感を示し、さらに以下のように続けている。
「今日の試合は、自分だけでなく、チーム全体にとっても良いものとなったことが嬉しい。全員が素晴らしいプレーをしていたし、自分自身もピッチに立っている時間を伸ばせて(加入以来最長)、よりプレーに関与できていることにも満足している。フィジカル面でも少しずつ良くなっていると感じている」
試合前には、ネイマールの1500万ユーロ(約24億円)という市場価値が、アグア・サンタ全選手の合計額の3倍以上であることも話題となっていたというが(ブラジルのスポーツ紙『LANCE!』より)、それに見合うだけの結果を今回は残すことができたと言えよう。
過去3戦に比べてパフォーマンスが確実に向上した33歳について、総合メディア『Globo』は「ヴィラ・ベルミーロに足を運んだファンは、少なくとも幾つかのプレーで、ネイマールがピッチで輝く懐かしい光景を再び目にすることができた。華麗なドリブルやテクニックを披露した背番号10は、サントスを勝利に導いた」とポジティブな見解を示し、さらに詳しくそのプレーを振り返っている。
「前半は特に好調で、素晴らしいプレーを連発。チームの攻撃の起点となり、ドリブルで相手を翻弄し、ループパスで好機を演出するなど、スタジアムを熱狂させた。前節コリンチャンス戦よりも、ボールを持った際のプレーに余裕があり、チームの司令塔として機能。守備ライン近くまで下がってボールを受け、攻撃を組み立てる場面が何度も見られた。またこの試合では、相手の厳しいマークを受けることも少なかった」
また「大怪我からの回復途中ということもあり、まだコンディションを完全には取り戻せていないため、守備時には前線に残ることが多く、負担を軽減しながら試合に臨んでいる」として、ペドロ・カイシーニャ監督による柔軟な戦術にも助けられての活躍だったことも、同メディアは指摘した。
欧州メディアもネイマールの初ゴールに注目しているが、その中でスペインのスポーツ紙『MARCA』は「サントス復帰後の圧巻パフォーマンス」と見出しを打ち、「バルセロナ時代のスターが故郷で戦う4試合目。ピッチ上ではこれまでよりも自由に動き、攻撃的なプレーを披露した」と伝える一方で、「後半には疲労が見え、最後までプレーすることはなかった」とも綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
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