モナコは現地時間2月18日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフ第2戦でベンフィカと3-3の引き分け。合計スコア3-4で敗れ、大会から姿を消すこととなった。
【動画】三笘薫が衝撃のプレー「後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん」
ホームでの初戦を落とし、逆転での次ラウンド進出のためには勝利が必須条件だったモナコは、22分に先制を許すも、その10分後に敵陣ペナルティーエリアの右側でブレール・エムボロがマーカーを抑えながら浮き球をコントロールしようとしたところへ、タイミング良く走り込んだ南野拓実が前に抜け出して、相手GKとゴールポストの間を見事に射抜いて同点ゴールを挙げた。
その後はシーソーゲームの展開となり、51分にエリース・ベン・セギルが右からのクロスをダイレクトで合わせて勝ち越すが、76分にPKを献上して振り出しに戻され、その5分にはイレニケナが抜け出してのパワフルなシュートでゴールネットを揺らして再度勝ち越し。このままタイスコアで90分間を終えるかと思われたが、このリードを3分しか守ることができず、タイムアップを迎えることとなった。
自身通算2得点で今季のCLを終えることになった南野だが、キャリア通算では5得点に達し、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイトは「南野は香川真司と前田大然を上回り、CLグループステージ以降における日本人最多得点者となった」と伝えた。また同サイトは、彼の得点を「南野がモナコの好調な立ち上がりの成果を手にした! エムボロが見事なポストプレーでボールをキープし、この日本代表選手に託すと、彼は絶妙なファーストタッチから素早くGKアナトリー・トルビンのニアを射抜いた」と伝えている。
現地メディアの報道では、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』が「この日本人選手はモナコを再び活気づけた。彼はロングボールに反応し、相手の守備が消極的であることに加え、GKトルビンがニアポストに対して注意を怠った隙を突いて同点ゴールを決めた」と綴り、日刊紙『LE FIGARO』も「トルビンと左ポストの間を抜ける素晴らしい低いシュート」と南野に賛辞を贈った。
続いて『Le Monde』紙は「最も素早くボールを追い、ペナルティーエリア内で力強くシュートを放った南野のおかげで、ついにモナコは得点に成功した」、モナコの地元紙『monaco-matin』は「エムボロがニコラス・オタメンディとのデュエルに勝利し、頭でボールを南野に渡すと、日本人選手は突然のシュートを放ち、GKトルビンを驚かせてゴールを決めた」と、それぞれ報じている。
サッカー専門サイト『Made in FOOT』は10点満点の採点で彼に及第点の「6」を付与し、「エムボロがオタメンディをかわすと、南野はその動きを見逃さず、ボールを拾ってペナルティーエリア内を進み、右足でシュートを放った。この試みは成功し、南野は今季CLでの3点目を決めた」と、得点時のプレーを振り返った。
一方、『SO FOOT』は「モナコには魅力があり、サッカーが引き起こすことができる残酷さを象徴しているようだ。リスボンの過熱したスタジアムで決めた3ゴールは注目に値した」とチームの攻撃を評価し、「南野とベン・セギルは道を示した」と、2人が重要な役割を果たしたことを強調している。
『FootMercato』は採点でチーム2番目タイとなる「6.5」とし、寸評では「日本人選手は前線で非常に活発に動き、守備を揺さぶろうとしたが、ボールがあまり供給されなかった。それでもクレピン・ディアッタへの良いクロスによる好機創出の後、エムボロのデュエルからの素晴らしい働きによって同点ゴールを決め、最終的に報われた。後半、この元リバプールの選手は相変わらず味方にとってはペナルティーエリア内で見つけにくく、無駄に走り回っていた」と、悪い面にも言及した。
同じく「6.5」をつけた『maxifoot.fr』は、「エムボロをサポートする位置に配置された日本人選手は、満足のいくパフォーマンスを披露した。試合開始早々、ディアッタに良いクロスを供給。アクティブで魅力的なコンビネーションを見せた元リバプールの選手は、エムボロの変則的なパスを活かし、冷静なシュートで同点ゴールを決めた」と、こちらは終始ポジティブな内容となっている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】南野がニアサイドをぶち抜く! 通算5得点でCLの日本人最多得点者に
【動画】三笘薫が衝撃のプレー「後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん」
ホームでの初戦を落とし、逆転での次ラウンド進出のためには勝利が必須条件だったモナコは、22分に先制を許すも、その10分後に敵陣ペナルティーエリアの右側でブレール・エムボロがマーカーを抑えながら浮き球をコントロールしようとしたところへ、タイミング良く走り込んだ南野拓実が前に抜け出して、相手GKとゴールポストの間を見事に射抜いて同点ゴールを挙げた。
その後はシーソーゲームの展開となり、51分にエリース・ベン・セギルが右からのクロスをダイレクトで合わせて勝ち越すが、76分にPKを献上して振り出しに戻され、その5分にはイレニケナが抜け出してのパワフルなシュートでゴールネットを揺らして再度勝ち越し。このままタイスコアで90分間を終えるかと思われたが、このリードを3分しか守ることができず、タイムアップを迎えることとなった。
自身通算2得点で今季のCLを終えることになった南野だが、キャリア通算では5得点に達し、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイトは「南野は香川真司と前田大然を上回り、CLグループステージ以降における日本人最多得点者となった」と伝えた。また同サイトは、彼の得点を「南野がモナコの好調な立ち上がりの成果を手にした! エムボロが見事なポストプレーでボールをキープし、この日本代表選手に託すと、彼は絶妙なファーストタッチから素早くGKアナトリー・トルビンのニアを射抜いた」と伝えている。
現地メディアの報道では、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』が「この日本人選手はモナコを再び活気づけた。彼はロングボールに反応し、相手の守備が消極的であることに加え、GKトルビンがニアポストに対して注意を怠った隙を突いて同点ゴールを決めた」と綴り、日刊紙『LE FIGARO』も「トルビンと左ポストの間を抜ける素晴らしい低いシュート」と南野に賛辞を贈った。
続いて『Le Monde』紙は「最も素早くボールを追い、ペナルティーエリア内で力強くシュートを放った南野のおかげで、ついにモナコは得点に成功した」、モナコの地元紙『monaco-matin』は「エムボロがニコラス・オタメンディとのデュエルに勝利し、頭でボールを南野に渡すと、日本人選手は突然のシュートを放ち、GKトルビンを驚かせてゴールを決めた」と、それぞれ報じている。
サッカー専門サイト『Made in FOOT』は10点満点の採点で彼に及第点の「6」を付与し、「エムボロがオタメンディをかわすと、南野はその動きを見逃さず、ボールを拾ってペナルティーエリア内を進み、右足でシュートを放った。この試みは成功し、南野は今季CLでの3点目を決めた」と、得点時のプレーを振り返った。
一方、『SO FOOT』は「モナコには魅力があり、サッカーが引き起こすことができる残酷さを象徴しているようだ。リスボンの過熱したスタジアムで決めた3ゴールは注目に値した」とチームの攻撃を評価し、「南野とベン・セギルは道を示した」と、2人が重要な役割を果たしたことを強調している。
『FootMercato』は採点でチーム2番目タイとなる「6.5」とし、寸評では「日本人選手は前線で非常に活発に動き、守備を揺さぶろうとしたが、ボールがあまり供給されなかった。それでもクレピン・ディアッタへの良いクロスによる好機創出の後、エムボロのデュエルからの素晴らしい働きによって同点ゴールを決め、最終的に報われた。後半、この元リバプールの選手は相変わらず味方にとってはペナルティーエリア内で見つけにくく、無駄に走り回っていた」と、悪い面にも言及した。
同じく「6.5」をつけた『maxifoot.fr』は、「エムボロをサポートする位置に配置された日本人選手は、満足のいくパフォーマンスを披露した。試合開始早々、ディアッタに良いクロスを供給。アクティブで魅力的なコンビネーションを見せた元リバプールの選手は、エムボロの変則的なパスを活かし、冷静なシュートで同点ゴールを決めた」と、こちらは終始ポジティブな内容となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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