レアル・ソシエダは3月29日に行なわれたラ・リーガ第29節でバジャドリーを2-1で下して4試合ぶり(公式戦では7試合ぶり)の白星を挙げている。
【動画】ブラジルが宿敵アルゼンチンにまさかの大敗...
本拠地レアレ・アレナでの一戦、23分にミケル・オジャルサバルの難しいダイレクトボレー弾で先制したソシエダは、68分にセルヒオ・ゴメスの右サイドからのFKが直接決まって追加点。守備ではGKアレックス・レミロが幾度かファインセーブを見せ、後半アディショナルタイムにアウェーチームにゴールを許したものの、最後までリードを守り切った。
代表戦を終えてクラブでの戦いに戻った久保建英は、スタメンに名を連ねて81分間プレー。定位置である右ウィングでのプレーで、ボールタッチ57回、シュート3回(枠外1回、ブロック2回)、パス33回(成功23回)、チャンスメイク1回、ドリブル4回(成功3回)、タックル1回(成功)、ボール奪取3回、地上デュエル13回(勝利8回)、ファウル1回、被ファウル4回というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
そのプレーに対する現地メディアの評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で及第点以上となる「2」を与え、ライブ実況の記事では「ラ・レアルは攻勢。特に久保の右サイドから」とその影響度の高さを強調し、また47分にハビ・サンチェスの激しいタックルを受けて倒れた場面では「明らかなイエローカード、そしてほぼオレンジ(=レッドカードに近い)」と綴った。
同採点とした『as』紙も、「スコアは僅差のままだったが、右サイドでは久保が終始存在感を発揮し、久々の先発となった(右SBの)アマリ・トラオレもエネルギッシュに相手ゴールを狙い続けた」と伝え、この2人の連係から生まれた32分のプレーについても「久保の驚異的なテクニック! 華麗なヒールパスを披露し、最後はトラオレがシュートを放った」と言及。また久保に対しては、「右サイドで常に積極的」ともポジティブに評している。
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、彼のプレーを「ゲームメーカー」と表現し、「決定的なチャンスを多く創ったわけではないが、彼の持つ唯一無二の技術が最も際立った試合だった。個のクオリティーに関しては、チーム内で最高の選手と言えるだろう。存在感を放ち、何度もファウルで止められた」と賛辞をまじえて総括した。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「後半、久保は努力を重ねてインスピレーションを見つけた。彼ほどトライし続ける選手は他にいない。そしてレッドカードでもおかしくないタックルを受け、PKを要求し、さらに素晴らしいプレーを見せたが、シュートは外れた」と、こちらも背番号14の働きを称えている。
また同メディアの個別評価では、10点満点の採点でトラオレ(7)に次ぐチーム2番目タイとなる「6」を与え、寸評では「試合に入るのに時間がかかった。後半開始早々にハビ・サンチェスの暴力的なタックルで負傷しそうになった。わずかに枠を外れる惜しいシュートを放った後、中央に向けて美しいダイアゴナルのドリブルを披露」と振り返っている。
構成●THE DIGEST編集部
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そのプレーに対する現地メディアの評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で及第点以上となる「2」を与え、ライブ実況の記事では「ラ・レアルは攻勢。特に久保の右サイドから」とその影響度の高さを強調し、また47分にハビ・サンチェスの激しいタックルを受けて倒れた場面では「明らかなイエローカード、そしてほぼオレンジ(=レッドカードに近い)」と綴った。
同採点とした『as』紙も、「スコアは僅差のままだったが、右サイドでは久保が終始存在感を発揮し、久々の先発となった(右SBの)アマリ・トラオレもエネルギッシュに相手ゴールを狙い続けた」と伝え、この2人の連係から生まれた32分のプレーについても「久保の驚異的なテクニック! 華麗なヒールパスを披露し、最後はトラオレがシュートを放った」と言及。また久保に対しては、「右サイドで常に積極的」ともポジティブに評している。
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、彼のプレーを「ゲームメーカー」と表現し、「決定的なチャンスを多く創ったわけではないが、彼の持つ唯一無二の技術が最も際立った試合だった。個のクオリティーに関しては、チーム内で最高の選手と言えるだろう。存在感を放ち、何度もファウルで止められた」と賛辞をまじえて総括した。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「後半、久保は努力を重ねてインスピレーションを見つけた。彼ほどトライし続ける選手は他にいない。そしてレッドカードでもおかしくないタックルを受け、PKを要求し、さらに素晴らしいプレーを見せたが、シュートは外れた」と、こちらも背番号14の働きを称えている。
また同メディアの個別評価では、10点満点の採点でトラオレ(7)に次ぐチーム2番目タイとなる「6」を与え、寸評では「試合に入るのに時間がかかった。後半開始早々にハビ・サンチェスの暴力的なタックルで負傷しそうになった。わずかに枠を外れる惜しいシュートを放った後、中央に向けて美しいダイアゴナルのドリブルを披露」と振り返っている。
構成●THE DIGEST編集部
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