レアル・ソシエダは4月6日に行なわれたラ・リーガ第30節でラス・パルマスを3-1で下して8位に浮上した。後半途中出場の久保建英は貴重な追加点にも絡むなど、幾度か見せ場を創っている。
【動画】ブラジルが宿敵アルゼンチンにまさかの大敗...
5分にミケル・オジャルサバル、56分にセルヒオ・ゴメスのゴールでリードし、60分に1点を返されて迎えた63分、久保はアンデル・バレネチェアとの交代でピッチに登場すると、いきなり絶妙なラストパスで決定機を演出し、68分にはホン・アランブルのスローインを受けてキープすると、これがアランブルへのリターンとなってゴールに結びつく。さらに終了間際には自身が抜け出し、追走したマーカーを翻弄してゴールネットを揺らしたが、これはVARでオフサイドと判定されて無効となった。
今季リーガ6得点目はならなかったものの、30分余りのプレーでボールタッチ21回、パス10回(成功7回)、チャンスメイク2回、ドリブル1回(成功)、タックル1回、ボール奪取2回、地上デュエル3回(勝利2回)というスタッツを記録し、攻撃面で存在感を示している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの報道では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が3点満点の採点で「2」という及第点以上の評価を彼に与え、アランブルのゴール場面では「絶妙なパス」、“幻の得点”では「日本人選手による素晴らしいプレー。DFをかわし、さらにGKもかわして落ち着いてシュート。まさに『日本の魔法だ』」と賛辞を贈り、79分にオリ・オスカルソンに得点機を提供した場面についても「久保のカウンターは凄まじかった。あのスピードは圧巻だ」と言及した。
一方、『as』紙の採点は「1」止まりだったが、ライブ実況の記事では67分にパブロ・マリンにラストパスを通した場面を「ラ・レアルがギアを上げた中で、久保がマリンに完全フリーでのチャンスを提供」と伝え、無効となったゴールについては「久保のスーパーゴール! タケ、君は一体何をやってみせたんだ! 日本人アタッカーが衝撃のゴールで試合を決定づける。彼はDFミカ・マルモルとGKディンコ・ホルカスを鮮やかにかわした」と綴っている。
バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』の見解も非常にポジティブなもので、個別評価ではこの背番号14のプレーを「革命的」と表現し、寸評では「日本人ウインガーは途中出場で試合の空気を一変させた。彼がプレーした数分間はまさに圧巻であり、相手チームとは次元が違うことを証明してみせた」と称賛した。
ラジオ局『Caden SER』は、「ゴールは取り消されたとはいえ、久保のプレーを見るのは本当に魅力的なことだ。たとえ後半からの出場でも、彼を見るためだけにチケット代を払う価値がある。彼のプレーはまるでアニメのようだった」と、最大級の賛辞をこの日本代表アタッカーに贈っている。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』も同様で、「久保の眩い登場が、試合の流れを完全に変えた。マリンを完全にフリーにし、アランブルによる3点目をお膳立て、オスカルソンへのラストパス、そしてわずか数ミリの差で取り消されたスーパーゴール……あんなプレーを決められるのは彼だけだ。まさに狂気、別次元の存在だ」と報じた。
また同メディアは、個別評価でも「これ以上を求めるのは難しい。強いて言えば、あのゴールが得点として認められていれば完璧だった。アランブルのゴールにしっかり絡み、幾つかの場面では圧巻のクオリティーを見せた」と久保を称賛し、10点満点の採点で「7」を付与している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保が圧巻のパフォーマンス! ラス・パルマス戦ハイライト(久保登場は6:27あたり)
【動画】ブラジルが宿敵アルゼンチンにまさかの大敗...
5分にミケル・オジャルサバル、56分にセルヒオ・ゴメスのゴールでリードし、60分に1点を返されて迎えた63分、久保はアンデル・バレネチェアとの交代でピッチに登場すると、いきなり絶妙なラストパスで決定機を演出し、68分にはホン・アランブルのスローインを受けてキープすると、これがアランブルへのリターンとなってゴールに結びつく。さらに終了間際には自身が抜け出し、追走したマーカーを翻弄してゴールネットを揺らしたが、これはVARでオフサイドと判定されて無効となった。
今季リーガ6得点目はならなかったものの、30分余りのプレーでボールタッチ21回、パス10回(成功7回)、チャンスメイク2回、ドリブル1回(成功)、タックル1回、ボール奪取2回、地上デュエル3回(勝利2回)というスタッツを記録し、攻撃面で存在感を示している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの報道では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が3点満点の採点で「2」という及第点以上の評価を彼に与え、アランブルのゴール場面では「絶妙なパス」、“幻の得点”では「日本人選手による素晴らしいプレー。DFをかわし、さらにGKもかわして落ち着いてシュート。まさに『日本の魔法だ』」と賛辞を贈り、79分にオリ・オスカルソンに得点機を提供した場面についても「久保のカウンターは凄まじかった。あのスピードは圧巻だ」と言及した。
一方、『as』紙の採点は「1」止まりだったが、ライブ実況の記事では67分にパブロ・マリンにラストパスを通した場面を「ラ・レアルがギアを上げた中で、久保がマリンに完全フリーでのチャンスを提供」と伝え、無効となったゴールについては「久保のスーパーゴール! タケ、君は一体何をやってみせたんだ! 日本人アタッカーが衝撃のゴールで試合を決定づける。彼はDFミカ・マルモルとGKディンコ・ホルカスを鮮やかにかわした」と綴っている。
バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』の見解も非常にポジティブなもので、個別評価ではこの背番号14のプレーを「革命的」と表現し、寸評では「日本人ウインガーは途中出場で試合の空気を一変させた。彼がプレーした数分間はまさに圧巻であり、相手チームとは次元が違うことを証明してみせた」と称賛した。
ラジオ局『Caden SER』は、「ゴールは取り消されたとはいえ、久保のプレーを見るのは本当に魅力的なことだ。たとえ後半からの出場でも、彼を見るためだけにチケット代を払う価値がある。彼のプレーはまるでアニメのようだった」と、最大級の賛辞をこの日本代表アタッカーに贈っている。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』も同様で、「久保の眩い登場が、試合の流れを完全に変えた。マリンを完全にフリーにし、アランブルによる3点目をお膳立て、オスカルソンへのラストパス、そしてわずか数ミリの差で取り消されたスーパーゴール……あんなプレーを決められるのは彼だけだ。まさに狂気、別次元の存在だ」と報じた。
また同メディアは、個別評価でも「これ以上を求めるのは難しい。強いて言えば、あのゴールが得点として認められていれば完璧だった。アランブルのゴールにしっかり絡み、幾つかの場面では圧巻のクオリティーを見せた」と久保を称賛し、10点満点の採点で「7」を付与している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保が圧巻のパフォーマンス! ラス・パルマス戦ハイライト(久保登場は6:27あたり)
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