チャンピオンズリーグ(CL)は現地時間4月15日に準々決勝セカンドレグの2試合が行なわれ、パリ・サンジェルマンはアストン・ビラを、バルセロナはドルトムントをそれぞれ抑え、前者は2シーズン連続、後者は2018-19シーズン以来となる4強入りを果たした。
【動画】「さらっとやってのけた」ヤマルが4点目! バルサがドルトムントに快勝
先週のファーストレグでは、パリSGが3-1、バルセロナは4-0でともにホームゲームを制しており、その点差からも大きなアドバンテージを持って敵地に乗り込んだが、相手からの予想以上の抵抗に遭い、終わってみればいずれも2-3、1-3の敗北を喫し、合計スコアはそれぞれ5-4、5-3という僅差となっていた。
パリSGはビラパークで、11分にアクラム・ハキミ、27分にヌーノ・メンデスのゴールでさらに有利な状況に立ったにもかかわらず、34分にユーリ・ティーレマンスに追撃弾を許すと、55分にジョン・マッギン、その2分後にはマーカス・ラッシュフォードの見事なドリブル突破からエズリ・コンサにもゴールネットを揺らされ、残り時間で何とかこの点差を守り切った。
一方、完全な安全圏とも言える4点差でリターンマッチを迎えたバルサは、失うものがないホームチームに幾度も危険な場面を迎え、18本のシュートを浴びることに(バルサは7本)。11分、49分、76分とセール・ギラシのハットトリックを許したのに対し、反撃はフェルミン・ロペスのクロスが相手DFラミ・ベンセバイニに当たってオウンゴールという形での1点に止まった。
こうなっては、両チームともにただ準決勝進出を喜ぶだけというわけにはいかず、試合後にはパリSGのルイス・エンリケ監督が「前半の終わりのプレーは気に入らなかった。我々はCLで求められるレベルになかった。くだらない形で失点し、相手はそれからわずか2分で追いついた。そこから困難が始まり、苦しい時間が続いた。彼らはほとんど(合計スコアで)追いつきそうだった」と振り返り、さらに以下のように続けている。
「まだ追いつかれていなかったので、敗退の危機を感じたということはなかったが、ボールをキープすべきか、後ろから繋ぐか、中盤を通すか、ロングボールを蹴るべきか、判断しかねる苦しい時間帯があった。私の記憶では、これほどまでに支配された試合は過去になかった。相手は失うものがなく、非常に激しく、我々より優れていた。スタジアムの雰囲気も信じられないほどだった。(中略)ただこれは、成長に繋がる試合でもあった」
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先週のファーストレグでは、パリSGが3-1、バルセロナは4-0でともにホームゲームを制しており、その点差からも大きなアドバンテージを持って敵地に乗り込んだが、相手からの予想以上の抵抗に遭い、終わってみればいずれも2-3、1-3の敗北を喫し、合計スコアはそれぞれ5-4、5-3という僅差となっていた。
パリSGはビラパークで、11分にアクラム・ハキミ、27分にヌーノ・メンデスのゴールでさらに有利な状況に立ったにもかかわらず、34分にユーリ・ティーレマンスに追撃弾を許すと、55分にジョン・マッギン、その2分後にはマーカス・ラッシュフォードの見事なドリブル突破からエズリ・コンサにもゴールネットを揺らされ、残り時間で何とかこの点差を守り切った。
一方、完全な安全圏とも言える4点差でリターンマッチを迎えたバルサは、失うものがないホームチームに幾度も危険な場面を迎え、18本のシュートを浴びることに(バルサは7本)。11分、49分、76分とセール・ギラシのハットトリックを許したのに対し、反撃はフェルミン・ロペスのクロスが相手DFラミ・ベンセバイニに当たってオウンゴールという形での1点に止まった。
こうなっては、両チームともにただ準決勝進出を喜ぶだけというわけにはいかず、試合後にはパリSGのルイス・エンリケ監督が「前半の終わりのプレーは気に入らなかった。我々はCLで求められるレベルになかった。くだらない形で失点し、相手はそれからわずか2分で追いついた。そこから困難が始まり、苦しい時間が続いた。彼らはほとんど(合計スコアで)追いつきそうだった」と振り返り、さらに以下のように続けている。
「まだ追いつかれていなかったので、敗退の危機を感じたということはなかったが、ボールをキープすべきか、後ろから繋ぐか、中盤を通すか、ロングボールを蹴るべきか、判断しかねる苦しい時間帯があった。私の記憶では、これほどまでに支配された試合は過去になかった。相手は失うものがなく、非常に激しく、我々より優れていた。スタジアムの雰囲気も信じられないほどだった。(中略)ただこれは、成長に繋がる試合でもあった」
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