現地時間6月17日に行なわれたFIFAクラブワールドカップのグループステージ第1節で、浦和レッズはアルゼンチンの強豪リーベル・プレートに1-3で敗れ、黒星発進となっている。
【動画】海外メディアも注目した浦和サポーターの大声援がスタジアムに響き渡る!
2022年のAFCチャンピオンズリーグ王者として4回目の同コンペティション出場を果たした浦和は、12分にファクンド・コリディオのヘッド弾で先制を許すと、後半開始直後に中途半端なGKへのバックパスをセバスティアン・ドリウッシに頭で押し込まれてしまい、58分に松尾佑介のPKで1点を返すも、73分にCKからマキシミリアーノ・メサにヘディングシュートを決められて万事休した。
浦和のマチェイ・スコルジャ監督は、「最初に準備してきた通りのプレーができず、リズムに乗れなかった。試合開始から20分ほど経ってからは、少しリズムを取り戻し始めたが、後半の早い段階で失点してしまった。1点を返した後は試合をコントロールできたと思うが、3点目を取られて厳しい状況になってしまった」と振り返っている。
対して、リーベルのマルセロ・ガジャルド監督は、「最初の試合で、勝点3を獲得することが重要だった」と結果を残せたことに満足感を示し、浦和については「フィジカルが強く、スピードがあって、非常にハードワークするダイナックなチームであり、このような試合になることは分かっていた。良いタイミングで攻撃を仕掛け、得点によって落ち着いてプレーすることができた」と語った。
FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイト『FIFA.com』は、「シアトルで行なわれた初戦で、リーベルが浦和の後半の猛反撃を阻止し、完璧なスタートを切った」と、この試合をレポート。浦和については、「立ち上がりの鈍さから立ち直り、ノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンの前半のヘディングシュートがオフサイド判定で得点無効とされたものの、前半を力強く終えている」とポジティブな面を挙げている。
各国メディアの報道を見ると、リーベルの母国アルゼンチンのスポーツ紙『Ole』は「3得点全てがヘディングによるものだったのは皮肉である。というのも、リーベルにはこの試合で『頭(=考える力)』が足りなかったからだ。試合の流れを読むこと、コントロールすること、そして自分たちのやりたい形に持ち込むことができなかった」と自国チームを厳しく評した後、対戦相手にも言及した。
「一方の浦和は、『この相手はそこまで怖くない』と途中で気づいたようだった。守備が脆く、中盤でもナチョ・フェルナンデスやケビン・カスターニョがミスを連発するリーベルを前に、思い切って仕掛けてきた。そして金髪の松尾は、まるで日本の『スーパーサイヤ人』のように徐々に存在感を増していき、ゴンサロ・モンティエルやヘルマン・ペセーラに多くの頭痛の種を与えた。GKフランコ・アルマーニの出番も、想定以上に多くなった」
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2022年のAFCチャンピオンズリーグ王者として4回目の同コンペティション出場を果たした浦和は、12分にファクンド・コリディオのヘッド弾で先制を許すと、後半開始直後に中途半端なGKへのバックパスをセバスティアン・ドリウッシに頭で押し込まれてしまい、58分に松尾佑介のPKで1点を返すも、73分にCKからマキシミリアーノ・メサにヘディングシュートを決められて万事休した。
浦和のマチェイ・スコルジャ監督は、「最初に準備してきた通りのプレーができず、リズムに乗れなかった。試合開始から20分ほど経ってからは、少しリズムを取り戻し始めたが、後半の早い段階で失点してしまった。1点を返した後は試合をコントロールできたと思うが、3点目を取られて厳しい状況になってしまった」と振り返っている。
対して、リーベルのマルセロ・ガジャルド監督は、「最初の試合で、勝点3を獲得することが重要だった」と結果を残せたことに満足感を示し、浦和については「フィジカルが強く、スピードがあって、非常にハードワークするダイナックなチームであり、このような試合になることは分かっていた。良いタイミングで攻撃を仕掛け、得点によって落ち着いてプレーすることができた」と語った。
FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイト『FIFA.com』は、「シアトルで行なわれた初戦で、リーベルが浦和の後半の猛反撃を阻止し、完璧なスタートを切った」と、この試合をレポート。浦和については、「立ち上がりの鈍さから立ち直り、ノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンの前半のヘディングシュートがオフサイド判定で得点無効とされたものの、前半を力強く終えている」とポジティブな面を挙げている。
各国メディアの報道を見ると、リーベルの母国アルゼンチンのスポーツ紙『Ole』は「3得点全てがヘディングによるものだったのは皮肉である。というのも、リーベルにはこの試合で『頭(=考える力)』が足りなかったからだ。試合の流れを読むこと、コントロールすること、そして自分たちのやりたい形に持ち込むことができなかった」と自国チームを厳しく評した後、対戦相手にも言及した。
「一方の浦和は、『この相手はそこまで怖くない』と途中で気づいたようだった。守備が脆く、中盤でもナチョ・フェルナンデスやケビン・カスターニョがミスを連発するリーベルを前に、思い切って仕掛けてきた。そして金髪の松尾は、まるで日本の『スーパーサイヤ人』のように徐々に存在感を増していき、ゴンサロ・モンティエルやヘルマン・ペセーラに多くの頭痛の種を与えた。GKフランコ・アルマーニの出番も、想定以上に多くなった」
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