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「長年の苦しみは終わった」 劇的勝利で28年ぶりのW杯出場を果たしたスコットランド代表に母国紙も感激! 歴史を変えたチームが次に止めるべき「負の記録」とは

THE DIGEST編集部

2025.11.21

 EUROでも1996年大会を最後に長く予選敗退を繰り返し、2016年大会では英国4協会のうちの他の3つが揃って出場を果たすという屈辱を味わったスコットランド。クラーク監督の下、2020年大会(開催は翌年)で負の記録を止めて、さらに4年後には連続出場も果たしたが、ついにW杯においても重い扉を開いてみせた。

「スコットランドのファンは、6つの大会を傍観者として見守るしかなかった。その間、スロベニア、セルビア、ポーランド、スウェーデンといった国々は複数回、本大会に出場し、スコットランドを置き去りにしたかのようだった。しかし今、我々はついに、自らの場所を取り戻した。ベルギーに粉砕される心配ももうない。オランダに蹂躙される試合ももうない。リュブリャナでの終盤の失望ももうない。プレーオフの苦痛ももうない。長年の苦しみは、ついに終わった」

 そして同メディアは、「クラーク監督率いるチームは、その名をスコットランド・サッカーの歴史に刻み込んだ。彼らは約30年前のクレイグ・ブラウン(当時監督)とその不屈のチームの足跡を辿ったのだ。スコットランドは世界の舞台に戻ってきた。そして今回は、もう振り返らない」と記事を締めたが、彼らの挑戦はこれで完結ではない。
 
 スコットランドといえば、これまでW杯に8回、EUROには4回出場しているが、まだ一度もグループステージを突破した経験がない国としても有名だ。1970年代から90年代にかけてはW杯の常連でもあり、デニス・ロー、ケニー・ダルグリッシュ、グレアム・スーネスら世界的な名手を擁していた時期が長かっただけに、この連続敗退記録はある意味、謎ですらあった。

 昨夏のEURO2024開催中、スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、元スコットランド代表MFの解説者、クレイグ・バーリーの「1960、70、80年代には欧州でも最高の選手が何人もいた。にもかかわらず、グループを突破できた例は一度もない。信じられない。おそらく今のチームより優れたスコットランド代表は、これまでに100チームくらいあったかもしれない」とのコメントを紹介している。

 そして彼は、「しかし、クラークは素晴らしい仕事をしている。このチームがついに、スコットランドをグループ突破させるチームになるかもしれない」とも語っていた。残念ながらこの時は、ドイツ、スイス、ハンガリーと同組のグループで1勝2敗の最下位に終わったが、自身もスコットランド代表DFとして1987年から6つのキャップを刻むも、メジャーイベント出場は叶わなかったクラーク監督は、来夏に新たな歴史を築けるのか、非常に興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】スコットランド、28年ぶりとなるW杯出場を達成
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