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「“二度と帰るか!”という気持ちだった」古巣・横浜に帰還した水沼宏太が語る9年半前とこれから【独占インタビュー前編】

広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

2020.03.08

9年半ぶりの古巣復帰。“熱い”サポーターの存在に改めてこのクラブの偉大さを実感している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

9年半ぶりの古巣復帰。“熱い”サポーターの存在に改めてこのクラブの偉大さを実感している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

――そんな古巣に対して、一時は「もう帰るもんか!!」という感情もあったんですよね?

「憧れのF・マリノスでプロになって、バリバリ活躍して、チームの中心になってと思い描いていたけど、その時は叶えられなかった。試合に出たくて栃木にレンタルで移籍しましたが、F・マリノスで何もできなかった悔しさや、もうこれでF・マリノスには戻らないんだろうなっていう寂しさとか、そういう感情から芽生えた強がり、ですかね」

――レンタル移籍だから、いずれ戻るという可能性もあったのでは? 

「でも、すべてのプライドを捨てて、栃木に行ったので。これでダメなら、プロでは無理だって。そんな甘い世界ではないですから。いつかF・マリノスに戻れたらいいなとか、そういう気持ちもありましたけど、それよりも、栃木では絶対に失敗できない、結果を出さなければ、と」

――栃木への移籍は、2010年の7月。約1年半後のロンドン五輪出場を見据えても、経験値や実績を上げなければならなかった。 

「自分を成長させたかったし、刺激を求めて移籍したので。正直、F・マリノスに戻るために、とはほとんど考えていなかった。というより、あの時のF・マリノスでは、必要とされていないからレンタルで出ていくことになったと自分の中では受け止めていて。それで『二度と帰るか!!』という気持ちになったのかなと、今となっては思いますけど」
 
――栃木で1年半を過ごし、12年に今度は鳥栖に1年間のレンタル移籍。翌年に鳥栖に完全移籍となりましたが、横浜との契約を更新する選択肢もあったと思います。

「鳥栖が完全移籍で獲りたいと言ってくれて。その時、どちらのクラブが自分を必要としてくれているのか。その熱意をより強く感じられたのが、鳥栖だったというわけです」 

――鳥栖のあとにFC東京、C大阪と活躍の場を変えていきました。 

「とにかく自分自身を高めていきたかった。その時々でオファーをくれたり、自分を必要としてくれるチームで、自分がさらに活きるためにはどうすればいいかを考えて、決断をして、今があります」 

――「F・マリノスを見返してやる!!」という反骨心が原動力になっていたと思っていましたが、一プレーヤーとして純粋にさらなる成長を追い求めていたのですね。

「時間が経つにつれ、F・マリノスと試合をする時も、そこまで意識しなくなっていきましたね。かっこいいクラブだなと思ったりはしましたけど、『絶対に負けたくない』とかそういうのは別になかったですね」
 

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