大迫といえば、ブレーメンではポジションの問題などもあって精彩を欠き続け、ブンデスリーガでは14節のウニオン・ベルリン戦以降はスタメンを外れて、23節からは４試合連続で出場なし。サポーターやメディアからの風当たりが強く、今冬での退団も噂されていた。
  　南野に話を戻すと、彼は冬の移籍市場最終日でリバプールからサウサンプトンにレンタル移籍し、ニューカッスル戦、チェルシー戦でファインゴールを決めて評価を上げたが、一方でラルフ・ハーゼンヒュットル監督からボールを持たない場面でのプレーに課題を呈され、また最近では現地メディアから「影響力が衰えてきた」と指摘されるなど、厳しい視線が徐々に向けられるようになっている。

　程度の違いはあれども、いずれもクラブでの微妙な現状を打開したい代表戦士２人にとって、今回の２つの大勝利が、彼らの残りシーズンにいかなる影響を与えるかを見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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