ギオルゴス・ギアクマキスがアメリカのアトランタ・ユナイテッドに移籍したことで、セルティックにとっての古橋の重要性はより増したと思われるが、今夏に向けて彼の獲得を狙う他クラブとの駆け引きを強いられることになるのだろうか。
  　なお、セルティックの日本人選手では、古橋だけでなく、ピッチを縦横無尽に走り回りながら、幅広い守備、中央、サイドの両方からのチャンスメイク、ストライカーに劣らぬ決定力の高さを武器にして、今季は公式戦32試合出場で６得点・７アシストを記録している旗手怜央についても、セルティックの専門サイト『VITAL CELTIC』が英国人記者マーク・ギティ氏の「非常に高い移籍金を請求できるだけのポテンシャルを秘めており、今夏に他クラブの関心の対象になり得る」とのコメントを紹介している。

　前田も前線で評価を高めており、セルティックでの日本人選手の価値は高まる一方となっているが、それゆえに今後はこのクラブが日本人選手のさらなる飛躍を遂げるための“経由地”となる可能性もあるかもしれない。いずれにせよ、移籍市場での彼らやクラブの動向を見守り続ける必要がある。

構成●THE DIGEST編集部
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