『THE SCOTSMAN』紙は、10点満点の採点でチーム２番目となる「７」を与え、寸評では「ジョンストンのグラウンダーのクロスにわずかに触れるバックフリックで、前半終了の数秒前に追加点を奪った。抑えることは不可能なストライカーは、今季26個目のゴールをマークした」と綴った。
  　続いて『SCOTTISH DAILY EXPRESS』紙は、「日本人選手はいつも通り、ハーツのディフェンスラインの裏に走り込んだが、前半はパスがあまり出なかった。しかし、それはハーフタイム前までで、彼は卓越した動きでニアポストに走り込み、ハーツがマーカーのトビー・シビックや他の選手がこれに全くついていけなかったため、フリックでゴールを決めた。27歳はこの試合で多くのゴールを決められると思ったかもしれないが、１ゴールを追加した」と、古橋のプレーを振り返っている。

『THE SCOTTISH Sun』紙は、採点では「７」とチーム２番目タイとなる評価を下したものの、「キョウゴのハーフタイム前の大胆なバックヒールでのフィニッシュは、ハーツのスコティッシュ杯準決勝進出をより困難なものとした」と綴り、このゴールが勝敗を決する重要なプレーとなったことを強調した。

　また、『Daily Mail』紙は「ジョンストンの折り返しを、古橋がスタイリッシュにゴールに流し込んだ」と伝えるとともに、この技巧的な一撃を「上品なフィニッシュ」と表現。そして最後に、グラスゴーの地元メディア『Glasgow Live』は「前半は、スペースを見つけて美しいバックヒールでゴールに流し込むまで、自由を与えられなかった」として、採点はこちらもチーム２番目となる「８」が与えられている。

構成●THE DIGEST編集部
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