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海外サッカー

今夏でパリSGとの関係に終止符!? W杯後の不調を指摘されるメッシ、新天地は古巣バルサか、永遠のライバルが待つ中東か…

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2023.04.07

 去就が不透明となったメッシが最優先とするのは、欧州でのプレーを続行することだということで、古巣バルセロナへの復帰も有力な選択肢として挙げられるようになっており、ラファエル・ユステ副会長はかつてのバルサのシンボルの帰還を目指していることを公言し、マテウ・アレマニSDは「メッシは今、パリにいる。しかし、将来は分からない」と可能性を否定はしていない。
 
 また、スペインのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、バルサのジョアン・ラポルタ会長とメッシの代理人を務める父ホルヘ氏が話し合いを行なったと報じている。しかし、13億ユーロ(約1800億円)といわれる巨額の負債を抱える上に、カンプ・ノウの改修のために収容人員の少ないモンジュイックのスタジアムを使用することで、さらなる収入の減少を余儀なくされる他、「ネグレイラ事件」の動向が不透明な中で、メッシを呼び戻すことによる、財政面、競技面(他の戦力の放出は必至)への悪影響が懸念されているのも事実だ。

 他には、クリスチアーノ・ロナウド(アル・ナスル)を招聘することに成功したサウジアラビアの別の強豪クラブであるアル・ヒラルが、4億ユーロ(約560億円)を超える年俸を提示したというが、前述の通り、欧州に留まることを前提していることから、中東の地で永遠のライバルとの再対峙が実現することは、現時点では難しいと思われる。ただ、ロナウドに対しても諦めずにオファーを出し続けて目的を達成したサウジの札束攻勢は、メッシに対しても継続されるのは間違いないだろう。

 以前から噂されていた、アメリカのインテル・マイアミという選択肢もいまだ消えていないといわれており、メッシがいかなる決断を下すことになるのか、移籍市場での動向から目を離すことができない。

構成●THE DIGEST編集部
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