専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

無念のドローも「記憶に残るプレー」。ジローナ戦の久保建英に大手全国紙から絶賛の嵐!「今なお神の恩恵を受ける存在」

THE DIGEST編集部

2023.05.15

 試合前には「この一戦の行方は、久保のインスピレーションにかかっている」とも綴っていた『MARCA』はまた、試合後に彼が語った「我々は前半の最後の10分間でコミュニケーションを欠いてしまいました。上がったトップとその後ろで意思の疎通が曖昧となり、2点という大きなリードを失ってしまいました」との反省のコメントも紹介している。
 
 一方、『AS』紙はシルバのゴールについて、「久保とシルバの連係が炸裂! 日本人選手からの素晴らしいクロスはゴールに近づき、カナリア諸島の選手は素晴らしいインサイドでこれを決めた」と報道し、「エリートレベル」「今なお神の恩恵を受けている存在」「偉大な主人公」「常に作戦の指揮を執っていた」「アノエタの狂気の中に君臨」「前半は攻撃ラッシュの中での際立ち、後半は唯一のリソースだった」とあらゆる表現で最大級に称賛。さらに、個別評価の記事においても、以下のようにポジティブな寸評が綴られた。

「疑いの余地なく、この試合のベストプレーヤー。前半はPKを獲得し、シルバの2点目をお膳立て。後半も自在に動き回り、相手は彼が右サイドからセンターに侵入するのを止められなかった。ジローナ守備陣にとって苦難であり続け、戦術を見事に成功させた。決勝ゴールに大きく近づいたが、彼のシュートはゴールライン上で(相手GKのセーブによって)止まった」

 続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、前後半のベストプレーヤー、試合のMVPのいずれにも久保を選定し、個別評価では「久保は止まらない“津波”だった。相手にPKを科し、シルバに追加点を提供、6つの決定的なパスを出し、ニアにほとんどゴールのシュートを放って、ジローナのミチェル監督にマーカーの交代を余儀なくさせた。全てを出し切った試合だった」と記述。一方の『SPORT』紙も、「久保はラ・レアルのために素晴らしいプレーを披露」と称賛している。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号