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海外サッカー

24歳エムバペ、断トツで「Z世代」スポーツ選手の“稼ぎ頭”に! そして今なお番付の頂点を争う「ビッグ2」の年俸額は?

THE DIGEST編集部

2023.05.18

 ちなみに同メディアは、「NFL(アメリカンフットボール)とNBA(バスケットボール)の給与水準は、最も輝かしい若手スターであっても、ルーキー契約中に獲得できる金額を制限しており、MLB(野球)の選手は一般的にメジャーリーグで6年間過ごしてフリーエージェントの資格を得るまで、大金を稼ぐことは難しい」と指摘しているが、これを差し引いてもエムバペの収入は群を抜いている。それは、以下に示した「スポーツ選手長者番付トップ10」でも3位につけていることからも明らかだ。
 

1位:クリスチアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル)1億3600万ドル(約188億円)
2位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン)1億3000万ドル(約179億円)
3位:キリアン・エムバペ(サッカー/フランス)1億2000万ドル(約166億円)
4位:レブロン・ジェームス(NBA/アメリカ)1億1950万ドル(約165億円)
5位:カネロ・アルバレス(ボクシング/メキシコ)1億1000万ドル(約152億円)
6位:ダスティン・ジョンソン(ゴルフ/アメリカ)1億700万ドル(約148億円)
7位:フィル・ミケルソン(ゴルフ/アメリカ)1億600万ドル(約146億円)
8位:ステフィン・カリー(NBA/アメリカ)1億400万ドル(約144億円)
9位:ロジャー・フェデラー(テニス/スイス)9510万ドル(約131億円)
10位:ケビン・デュラント(NBA/アメリカ)8910万ドル(約123億円)

 しかし、若手の稼ぎ頭を抑えて、スポーツ界の長者番付の1、2位を占めたのは、長くサッカー界のキングの座を争い続けてきた2人のスーパースター。ただ、ロナウドは今冬に加入したサウジアラビアのアル・ナスルで年俸総額2億ユーロ(約290億円)の契約を結んでいるといわれ、さらにメッシも今季でパリSG退団が確実視され、新天地候補として古巣バルセロナの他、サウジのアル・ヒラルからは4億ユーロ(約580億円)、あるいはそれ以上の提示を受けているといわれる。

 エムバペは昨夏の契約延長で、前述の通り大幅な年俸のアップを勝ち取った他、補強にも関与する権限も有するなどの待遇を得たが、今季のチャンピオンズ・リーグ早期敗退などでパリSGのチーム作りの失敗が明らかになる中で、退団を希望しているという報道も流れたが、一方で新天地候補とされたレアル・マドリーがヴィニシウス・ジュニオールの成長によってエムバペを必要としなくなったとし、少なくとも今夏の移籍はないとの見方が大きい。

 かつてはこういったランキングの上位はアメリカン・スポーツの選手が占めていたものだが、サッカー選手がその頂点に立ったことは印象的だ。しかし、それ以上にエムバペが若きアスリートの中でも図抜けた存在であること、そして30代後半に入ってもこうしたスターの証であるランキングでロナウド、メッシが上位を占め続ける凄さ、そうしたことが窺える今回の長者番付であった。

構成●THE DIGEST編集部
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