現地メディアの報道を見ると、英国公共放送『BBC』は「首都エジンバラのチーム(ハイバーニアン)は、スコティッシュカップにおいては1902年以来、セルティック・パークでの勝利から遠ざかっているが、前田の直近の公式戦13試合で13得点目となるゴールにより、その苦しみはさらに長引くこととなった」との表現で、前田の決定的な仕事ぶりを伝えている。
日刊紙『The Guardian』は、「またしても前田がゴール」と見出しを打ち、記事の中でも「好調な得点力を発揮」と報道。また『THE SCOTTISH Sun』紙は、「日本人ストライカーが貴重な先制点を挙げ、セルティックを準決勝へ前進させた。イダーがダメ押し点を終了間際に決めたが、試合の流れを決定づけたのは間違いなく前田のゴールだった」と伝えるだけでなく、この日本代表選手の凄さを、長い文章でもって強調した。
「このゴールは、まさに彼らしい得点だった。今季何度も見てきたような、典型的なフィニッシュだ。相手GKジョーダン・スミスがキューンの至近距離からのシュートを見事にセーブした後、周囲が止まる中で、前田は猛然と反応。これこそが、まさに彼の持ち味だ。多くのストライカーが一瞬の判断を迷う場面で、彼は確実にチャンスをモノにする。前田は間違いなく、パワーとエネルギーの塊だが、今季のゴールの多くは、瞬時の判断力によるものだ。周囲が躊躇している間に、彼はすでに動き出しているのだ」
「もちろん、決定機を逃すこともある。この試合でも、完璧なクロスボールがゴール前に届いたにもかかわらず、シュートを決めることができなかった。しかし、今の前田はセルティックにとって欠かせない存在である。クラブが古橋亨梧をレンヌへ売却する決断を下したのも、彼の活躍があってこそだ。(ハイバーニアンのCB)ロッキー・ブシリは、何とかこの日本人選手の動きを封じようとしたが、そのスピードを完全に抑えることはできなかった。試合中には苛立つ場面もあった前田だが、倒されてもすぐに立ち上がり、再び走り出した」
続いて『Daily Record』紙は、「日本代表のエースは今季27点目のゴール目を決め、ますます輝きを増している」「彼はセルティックのトレブル達成に向けての原動力となっている。また、彼は2年前に同胞・古橋が記録したシーズン34得点にあと7ゴールと迫った」「前田は天性のゴール嗅覚を持つストライカーではないが、そのスピード、動き、そして絶え間ないハードワークは、毎週結果を出し続けている」と、ポジティブに評している。
彼にチーム2番目タイの「7」という高採点を付与した同メディアは、さらに“本職”のCFであるイダーの「ダイゼンが何試合連続でゴールを決めているのか分からないが、彼の活躍は得点だけじゃない。ピッチ上でのパフォーマンスが本当に素晴らしい。彼の名前がチームシートの一番上に来るのは当然のことだ。彼がいなければどうなってしまうか、想像もつかない」との、チームメイトへの賛辞も紹介した。
最後にセルティックの地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、すっかりCFとしてのプレーも板についてきた前田に、10点満点の採点でジェフリー・シュルップと並んでチーム最高の「8」を与えて、「セルティックの『デュラセル・バニー(大手電池会社のマスコット)』は今回も圧巻のパフォーマンスを披露。本当にエネルギッシュな存在で、相手守備陣の裏に抜ける鋭い動きを見せ、危険なエリアに何度も進入した(後略)」と、そのプレーを振り返っている。
構成●THE DIGEST編集部
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日刊紙『The Guardian』は、「またしても前田がゴール」と見出しを打ち、記事の中でも「好調な得点力を発揮」と報道。また『THE SCOTTISH Sun』紙は、「日本人ストライカーが貴重な先制点を挙げ、セルティックを準決勝へ前進させた。イダーがダメ押し点を終了間際に決めたが、試合の流れを決定づけたのは間違いなく前田のゴールだった」と伝えるだけでなく、この日本代表選手の凄さを、長い文章でもって強調した。
「このゴールは、まさに彼らしい得点だった。今季何度も見てきたような、典型的なフィニッシュだ。相手GKジョーダン・スミスがキューンの至近距離からのシュートを見事にセーブした後、周囲が止まる中で、前田は猛然と反応。これこそが、まさに彼の持ち味だ。多くのストライカーが一瞬の判断を迷う場面で、彼は確実にチャンスをモノにする。前田は間違いなく、パワーとエネルギーの塊だが、今季のゴールの多くは、瞬時の判断力によるものだ。周囲が躊躇している間に、彼はすでに動き出しているのだ」
「もちろん、決定機を逃すこともある。この試合でも、完璧なクロスボールがゴール前に届いたにもかかわらず、シュートを決めることができなかった。しかし、今の前田はセルティックにとって欠かせない存在である。クラブが古橋亨梧をレンヌへ売却する決断を下したのも、彼の活躍があってこそだ。(ハイバーニアンのCB)ロッキー・ブシリは、何とかこの日本人選手の動きを封じようとしたが、そのスピードを完全に抑えることはできなかった。試合中には苛立つ場面もあった前田だが、倒されてもすぐに立ち上がり、再び走り出した」
続いて『Daily Record』紙は、「日本代表のエースは今季27点目のゴール目を決め、ますます輝きを増している」「彼はセルティックのトレブル達成に向けての原動力となっている。また、彼は2年前に同胞・古橋が記録したシーズン34得点にあと7ゴールと迫った」「前田は天性のゴール嗅覚を持つストライカーではないが、そのスピード、動き、そして絶え間ないハードワークは、毎週結果を出し続けている」と、ポジティブに評している。
彼にチーム2番目タイの「7」という高採点を付与した同メディアは、さらに“本職”のCFであるイダーの「ダイゼンが何試合連続でゴールを決めているのか分からないが、彼の活躍は得点だけじゃない。ピッチ上でのパフォーマンスが本当に素晴らしい。彼の名前がチームシートの一番上に来るのは当然のことだ。彼がいなければどうなってしまうか、想像もつかない」との、チームメイトへの賛辞も紹介した。
最後にセルティックの地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、すっかりCFとしてのプレーも板についてきた前田に、10点満点の採点でジェフリー・シュルップと並んでチーム最高の「8」を与えて、「セルティックの『デュラセル・バニー(大手電池会社のマスコット)』は今回も圧巻のパフォーマンスを披露。本当にエネルギッシュな存在で、相手守備陣の裏に抜ける鋭い動きを見せ、危険なエリアに何度も進入した(後略)」と、そのプレーを振り返っている。
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