一方、『SPORT』紙は「試合開始から５分後、タケ・クボはアイエンのアシストを受け、ガッサニガを驚かせ、イマノル・アルグアシル監督のチームは、タケのゴールに勇気づけられた」と報じ、バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は10点満点の採点で及第点の「６」を久保に与え、以下のように寸評を記している。
 
「アイエンからの素晴らしいパスを確実に活かしてゴールを決めた。彼はソシエダの中で最も危険な選手だった。彼が関与する際には、いつも何かが起こるかのような予感があった。昨季終盤戦ほど、攻撃面での影響力は多くなかった。フェイントからのプレーで２点目を決められなかったのは残念だった」

　最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は、「先制ゴールは、昨季最も重要な選手のひとりだったタケ・クボによってもたらされた。アイエンのドリブルと、カルロス・フェルナンデスの相手CB２人を引きつける良い動きにより、日本人選手はフリーでシュートを放つことができた。そして彼は、他の攻撃プレーでも主役となった。“サムライ”は、やる気を持って帰ってきた」と報じた。

　また、個別評価ではブライス（９）に次ぐチーム２番目となる「８」の高採点を与え、寸評では「昨季終盤のリズムを維持し、チームが生み出した（相手にとっての）危険を活かし、先制ゴールを決めた」と、開幕戦での久保のプレーを振り返っている。

構成●THE DIGEST編集部
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