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日本代表

42年ぶりのイラク戦黒星を欧州・南米・アジアの各国メディアはどう報じたか? 個人への厳しい指摘も免れず【アジア杯】

THE DIGEST編集部

2024.01.21

 米スポーツ専門チャンネル『ESPN』も鈴木に言及。GKが今回の日本の弱点であるとして、「日本の課題のひとつは、森保監督が利用できる経験豊富なGKの不足であり、これはベトナム戦でも浮き彫りにされていた。ここでミスからゴールを与えた鈴木だが、指揮官の信頼は揺るがず、21歳の若手は新たなチャンスを得たが、彼は2試合連続で称賛されるようなプレーを見せることができず、今回も大きな代償を支払わされるミスを犯した」と、そのプレーを振り返っている。
 
 一方、今回も全選手を10点満点の採点で評価しているブラジルの総合メディア『Globo』は、日本の守護神に対して「ゴールをプレゼント。2失点目に責任はないが、その他の場面では不安を露呈した」と、及第点に満たない「5」を与えたものの、「日本のワースト」に挙げたのは伊藤洋輝。「4.5」(選手では単独最低、森保監督と同採点)とした左SBを「左サイドでの攻撃のサポートで無数のプレーを無駄にし、ほとんどのクロスをミスした。守備も不調で、2失点目ではマークが遅れた」と酷評した。

 なお他の選手では、菅原由勢が「5」、板倉滉と谷口彰悟、交代出場の冨安健洋が「5.5」と守備陣は軒並み低採点で、最高は「いつものように重要な存在だった」遠藤の「6.5」となっている。同メディアはこの試合について、「森保監督の戦略は失敗に終わった印象だ」と、チームが機能しなかったことを詳細に説明。「2023年がパフォーマンスの面で日本代表史上最高の年だったとすれば、2024年は多くの疑問を抱えて始まった」と総括している。

構成●THE DIGEST編集部

【ハイライト動画】イラクに速攻から2失点! 終了間際に遠藤航が1点を返すも…
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