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海外テニス

マリーが猛暑を克服するためのトレーニング内容を明かす「ヒーターがついた部屋で自転車を漕ぐんだ」<SMASH>

中村光佑

2023.08.01

マリーは暑さに適応するためのトレーニングとして、自転車やサウナを利用しているという。(C)Getty Images

マリーは暑さに適応するためのトレーニングとして、自転車やサウナを利用しているという。(C)Getty Images

 現在開催中の男子テニスツアー「ムバダラ・シティDCオープン」(7月31日~8月6日/アメリカ・ワシントンD.C./ハードコート/ATP500)に第15シードで出場する元世界ランク1位のアンディ・マリー(イギリス/現44位)が、大会開幕前のメディアデーに登場。アメリカで続いている記録的な猛暑に対応するために取り組んできたトレーニングを明かした。

 米国を含め世界各地が異例の熱波に襲われている中、今週のワシントン大会から北米ハードシリーズをスタートするマリーは、暑さを克服するために「ここ(ワシントン)に来る前の数週間は、ヒーターがついた部屋で自転車トレーニングをやってきた」と言う。その自転車トレーニングの具体的な内容についてはこう説明した。

「基本的には家でもできるけど、ヒーターのようなものを使える部屋があって、その隣にスチームルームがある。そのスチームルームを少し開けて湿度を上げたり、ヒーターで部屋の温度を上げたりできる。摂氏35度、湿度70パーセントくらいに設定して、そこで自転車トレーニングをするんだ」
 
 毎年この時期のワシントンは気温、湿度共に非常に高く、選手にとっても過ごしにくい日々が続くケースが多い。『Met Office』(イギリスの国立気象機関)によると今週のワシントンにおける日中の予想最高気温は28度から31度と比較的低めではあるが、湿度に関しては70パーセント近くに達する日もあるようだ。おそらく選手たちは気温以上の蒸し暑さを感じることだろう。

 そんな中でマリーは改めて暑さ、湿度共に対策はバッチリだと自信を見せる。「サウナにも20分から30分くらい入るよ。より暑さに適応できるようにね」と付け加えた36歳の元世界王者は「それから、身体を慣らすためにワシントンに早めに入ることにした。もちろん、水分補給やその他のことにも気を配る。ここに来る前に十分な準備をしたことは間違いない」とのコメントを残した。

 実はマリーは昨年8月の北米ハードシリーズで厳しい暑さによるケイレンに見舞われた経験があり、それを繰り返さないために対策を講じることにしたようだ。自転車トレーニングの効果はいかほどか。シード権獲得を狙う今季最後のグランドスラム(四大大会)「全米オープン」(8月28日~9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)へ向け、マリーがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。

文●中村光佑

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