男子テニスのATP世界ランキングで通算310週にわたり1位に君臨した巨星、ロジャー・フェデラー氏(スイス/44歳)が、2026年に国際テニス殿堂(International Tennis Hall of Fame)入りすることが発表された。
"テニス界のレジェンド"と称されるフェデラー氏は、現役時代に歴代2位となる通算103度ものツアー優勝を経験。最高峰の舞台である四大大会では20勝を挙げ、それに次ぐグレードのマスターズ1000では28冠を獲得している。
また04年2月から08年8月にかけ、237週連続で世界1位に君臨。5度の年間ランキング1位に輝き、「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞」(コート内外で誠実かつ模範的な振る舞いをした選手に贈られる賞)を13度、さらには03年から21年まで19年連続で「ATPファンズフェイバリット」(最も好きな選手賞)を受賞するなど、22年の現役引退までに残した功績は枚挙にいとまがない。
今回フェデラー氏にはステファン・エドバーグ(スウェーデン/元1位/59歳)やボリス・ベッカー(ドイツ/元1位/57歳)ら殿堂入りメンバーからビデオ通話で選出が伝えられ、スイステニス協会でその知らせを受けた。フェデラー氏は次のように喜びを語っている。
「国際テニス殿堂に選ばれ、多くの偉大なチャンピオンたちと肩を並べることができるのは、本当に名誉あることです。キャリアを通じて、私は常にテニスの歴史や、先人たちが示してくれた手本を大切にしてきました。スイステニス協会で、次世代の選手たちに囲まれながらこの知らせを受け取れたのは特別な瞬間でした。ここは、私自身の旅が始まった場所でもあるからです」
国際テニス殿堂公式サイトによると、殿堂入り式典は26年8月27日~29日に米ロードアイランド州ニューポートで行なわれる予定。それを踏まえて最後にフェデラー氏は「競技や仲間たちから功績を認められるのは本当に身の引き締まる思いです。来年8月にニューポートを訪れ、特別な瞬間を祝えることを楽しみにしています」と締めくくった。
文●中村光佑
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また04年2月から08年8月にかけ、237週連続で世界1位に君臨。5度の年間ランキング1位に輝き、「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞」(コート内外で誠実かつ模範的な振る舞いをした選手に贈られる賞)を13度、さらには03年から21年まで19年連続で「ATPファンズフェイバリット」(最も好きな選手賞)を受賞するなど、22年の現役引退までに残した功績は枚挙にいとまがない。
今回フェデラー氏にはステファン・エドバーグ(スウェーデン/元1位/59歳)やボリス・ベッカー(ドイツ/元1位/57歳)ら殿堂入りメンバーからビデオ通話で選出が伝えられ、スイステニス協会でその知らせを受けた。フェデラー氏は次のように喜びを語っている。
「国際テニス殿堂に選ばれ、多くの偉大なチャンピオンたちと肩を並べることができるのは、本当に名誉あることです。キャリアを通じて、私は常にテニスの歴史や、先人たちが示してくれた手本を大切にしてきました。スイステニス協会で、次世代の選手たちに囲まれながらこの知らせを受け取れたのは特別な瞬間でした。ここは、私自身の旅が始まった場所でもあるからです」
国際テニス殿堂公式サイトによると、殿堂入り式典は26年8月27日~29日に米ロードアイランド州ニューポートで行なわれる予定。それを踏まえて最後にフェデラー氏は「競技や仲間たちから功績を認められるのは本当に身の引き締まる思いです。来年8月にニューポートを訪れ、特別な瞬間を祝えることを楽しみにしています」と締めくくった。
文●中村光佑
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