国際テニス連盟が公認する女子ITFツアーの「ひなたオープンin宮崎」(W35)が宮崎市・ひなたTENNIS PARK MIYAZAKI(ハードコート)を舞台に2週連続で開催されている。その「WEEK1」は4月14日から行なわれ、19日の大会最終日に女子シングルス決勝を実施。第5シードで19歳の木下晴結がハンナ・チャン(アメリカ)を6-4、7-6(11)で下し、見事初代チャンピオンに輝いた。
ITFツアーはWTAツアーの下部トーナメントに当たり、「ひなたオープンin宮崎」は今年から新設された大会。元世界ランキング4位の伊達公子さんがゼネラルプロデューサーとして大会の創設、運営に尽力した。そこには日本の若手選手に世界へ出る足掛かりにしてほしいとの願いが詰まっている。
最低カテゴリーのW15に比べ、W35は獲得できるランキングポイントが1回戦突破で4(W15は1)、優勝で35(W15は15)と大きく、「選手のキャリアに直接影響」すると伊達さんは言う。また、移動を少なくし、若手が同じ環境で存分に力を発揮できるようにと、2週連続開催にもこだわった。
そんな日本女子テニスの大先輩の期待に応えたのが、19歳のホープ木下だ。木下は3月に京都で行なわれた全日本室内選手権(W75のITFツアー)を制し、現在自己最高の世界ランク299位と上昇機運にある。今大会でも準々決勝で第1シードのク・ヨンウ(韓国/203位)をフルセットで下す成長ぶりを示し、準決勝では細木咲良に快勝して決勝に駒を進めた。
決勝の相手のチャンは現在405位だが、1年半前には169位をマークしている実力者。試合は接戦となったが、1ブレークずつで迎えた第1セット第10ゲームで木下が値千金のブレークを果たし、6-4で先取する。
第2セットはブレーク合戦となり、共に3つずつブレークを重ねて譲らず、タイブレークへ。ここでも手に汗握る競り合いとなったが、4本のセットポイントを切り抜けた木下が、5本目のマッチポイントでチャンを仕留め、13-11で大接戦を物にした。
木下のITFタイトルは全日本室内に続き今季2つ目で、通算3勝目。初優勝は昨年5月の「大東建託OP/福井W15」で、この1年間で着実にステージを上げながら結果を出している。今大会では木下の他にも、17歳の沢代榎音が2回戦で石井さやかを破るなどしてベスト4、19歳の小池愛菜と野口紗枝がベスト8と健闘した。彼女たちの今後の成長が楽しみだ。
なお前日に行なわれたダブルス決勝では、永田杏里/佐藤南帆の慶大同期OGペアが、第2シードの松田美咲/清水映里を6-4、7-6(2)で振り切り優勝。このペアではITF通算2勝目を手にした。
◆シングルス決勝結果
〇木下晴結(ミキハウス)[5] 6-4、7-6(11) ハンナ・チャン(アメリカ)●
◆ダブルス決勝結果
○永田杏里/佐藤南帆(島津製作所/三田興産) 6-4 7-6(2) 松田美咲/清水映里(エームサービス/Totsu)[2]●
※[ ]内の数字はシード順位
構成●スマッシュ編集部
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最低カテゴリーのW15に比べ、W35は獲得できるランキングポイントが1回戦突破で4(W15は1)、優勝で35(W15は15)と大きく、「選手のキャリアに直接影響」すると伊達さんは言う。また、移動を少なくし、若手が同じ環境で存分に力を発揮できるようにと、2週連続開催にもこだわった。
そんな日本女子テニスの大先輩の期待に応えたのが、19歳のホープ木下だ。木下は3月に京都で行なわれた全日本室内選手権(W75のITFツアー)を制し、現在自己最高の世界ランク299位と上昇機運にある。今大会でも準々決勝で第1シードのク・ヨンウ(韓国/203位)をフルセットで下す成長ぶりを示し、準決勝では細木咲良に快勝して決勝に駒を進めた。
決勝の相手のチャンは現在405位だが、1年半前には169位をマークしている実力者。試合は接戦となったが、1ブレークずつで迎えた第1セット第10ゲームで木下が値千金のブレークを果たし、6-4で先取する。
第2セットはブレーク合戦となり、共に3つずつブレークを重ねて譲らず、タイブレークへ。ここでも手に汗握る競り合いとなったが、4本のセットポイントを切り抜けた木下が、5本目のマッチポイントでチャンを仕留め、13-11で大接戦を物にした。
木下のITFタイトルは全日本室内に続き今季2つ目で、通算3勝目。初優勝は昨年5月の「大東建託OP/福井W15」で、この1年間で着実にステージを上げながら結果を出している。今大会では木下の他にも、17歳の沢代榎音が2回戦で石井さやかを破るなどしてベスト4、19歳の小池愛菜と野口紗枝がベスト8と健闘した。彼女たちの今後の成長が楽しみだ。
なお前日に行なわれたダブルス決勝では、永田杏里/佐藤南帆の慶大同期OGペアが、第2シードの松田美咲/清水映里を6-4、7-6(2)で振り切り優勝。このペアではITF通算2勝目を手にした。
◆シングルス決勝結果
〇木下晴結(ミキハウス)[5] 6-4、7-6(11) ハンナ・チャン(アメリカ)●
◆ダブルス決勝結果
○永田杏里/佐藤南帆(島津製作所/三田興産) 6-4 7-6(2) 松田美咲/清水映里(エームサービス/Totsu)[2]●
※[ ]内の数字はシード順位
構成●スマッシュ編集部
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