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海外テニス

フェデラーがバーゼルで10度目の頂点に!ティームは今季ツアー最多の5勝目、サバレンカが今年の3勝を全て中国で飾る

スマッシュ編集部

2019.10.29

トロフィーを手に、涙を流すフェデラー。3年連続10度目の優勝となった。(C)ロイター/アフロ

トロフィーを手に、涙を流すフェデラー。3年連続10度目の優勝となった。(C)ロイター/アフロ

 1021日~27日までの1週間、男子はATP500がバーゼル(スイス・インドア)と、ウィーン(ウィーン・オープン)で開催され、女子はWTAエリート・トロフィーが珠海で行なわれた。

 バーゼルでは、第1シードのフェデラーがノーシードから勝ち上がった20歳のデミノーに6-26-2で勝利し、同大会10回目の優勝を飾った。同一大会10回の優勝は ハレ・オープンに続き大会目。試合後にフェデラーは、「なんて瞬間だ。故郷のバーゼルで10回目の優勝を飾れるなんて」と涙で喜びを語った。
 
 
この優勝により、シングルスでキャリア通算103個目のタイトルを獲得。コナーズが記録した109勝の歴代最多記録にあと6勝と迫っている。

 ウィーンでは、第1シードのティームが第5シードのシュワルツマンを3-66-46-3の逆転で下し、ツアー通算16勝目を手にした。今年8月に行なわれたキッツビューエルと合わせて、今季2度目の自国優勝となったティームは、「信じられない年になった」とコメント。ジョコビッチ、ナダル、フェデラー、メドべージェフらの4勝を上回る今季5タイトル目となった。

 珠海で行なわれたWTAエリート・トロフィーでは、第4シードのサバレンカがバーテンスをストレートで下し、今季3勝目を獲得。サバレンカは、月には深センで、9月には武漢でタイトルを手にしており、今季3勝をすべて中国で飾った。
1021日週の試合結果■
【男子】
●スイス・インドア
開催地:バーゼル(スイス)
賞金総額:2219975ユーロ
R・フェデラー[1](スイス)6-2 6-2 A・デミノー(オーストラリア)

●ウィーン・オープン
開催地:ウィーン(オーストリア)
賞金総額:2433810ユーロ
D・ティーム[1](オーストリア)3-6 6-4 6-3 D・シュワルツマン[5](アルゼンチン)

【女子】
WTAエリート・トロフィー
開催地:珠海(中国)
賞金総額:2419844ドル
A・サバレンカ[4](ベラルーシ)6-4 6-2 K・バーテンス[1](オランダ)

1028日週のATPWTAツアースケジュール■
【男子】
●パリマスターズ/フランス・パリ/ATP10001028日~11月3日)
【女子】
WTAファイナル/中国・深セン/SEC1027日~11日)

構成●スマッシュ編集部
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