現地時間9月23日に行われた、男子テニス団体戦「レーバー・カップ」(イギリス・ロンドン)のナイトセッション第2試合で、ラファエル・ナダル(スペイン)とのダブルスに出場したロジャー・フェデラー(スイス)。この試合を最後に、24年間にわたる現役生活に終止符を打つこととなった。
試合後にはセレモニーが行なわれ、コメントを求められたフェデラーはこれまでのプロ生活を思い返し涙を流すシーンも。また団体戦に参加した他の選手からの胴上げなどもあり、会場は感動的な雰囲気に包まれた。
フェデラーの引退は多くの反響を呼び、男子レジェンド選手のアンドレ・アガシ氏や女子テニスのセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)らも惜別のメッセージを送っているが、そんな空気に水を差すようなコメントを残したのが、ニック・キリオス(オーストラリア)だ。
キリオスは自身のインスタグラムのストーリーに、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの3ショットを投稿し、あろうことかキャプションに「ラファ(ナダル)は打ちひしがれているけれど、ノバクはグランドスラムでのチャンスが増えたと思っているだろうね」とコメントを付け加えたのだ。
写真を見ると、確かにナダルが顔をゆがめて涙する横で、ジョコビッチはにこやかな表情を浮かべ、フェデラーに拍手を送っている。しかし、これはあくまでセレモニーの1シーンを切り取っただけのもので、ジョコビッチにキリオスの言うような考えはないだろう。
このキリオスの投稿には、海外のテニスファンも衝撃を受けた様子で、SNSには「感動的な夜にどうしてこんなことを書けるんだ?」、「誰かこのクズにノバクも泣いていたと教えてあげてくれ」、「このピエロをツアーから追放した方がいい」といった怒りのコメントが並んだ。
恐らくキリオス自身もこれは本心ではなく、いつものエッジの効いたジョークだったのだろう。しかし、これまでことあるごとにジョコビッチへ噛みついてきた過去があるためか、投稿を見た多くのユーザーがジョークだとは受け取らなかったようだ。彼らしいといえばそれまでだが、もう少しタイミングを考慮すべき投稿だったと言えるだろう。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】あの名シーンも!史上屈指のライバル、フェデラー&ナダルの"若かりし頃"ギャラリー
試合後にはセレモニーが行なわれ、コメントを求められたフェデラーはこれまでのプロ生活を思い返し涙を流すシーンも。また団体戦に参加した他の選手からの胴上げなどもあり、会場は感動的な雰囲気に包まれた。
フェデラーの引退は多くの反響を呼び、男子レジェンド選手のアンドレ・アガシ氏や女子テニスのセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)らも惜別のメッセージを送っているが、そんな空気に水を差すようなコメントを残したのが、ニック・キリオス(オーストラリア)だ。
キリオスは自身のインスタグラムのストーリーに、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの3ショットを投稿し、あろうことかキャプションに「ラファ(ナダル)は打ちひしがれているけれど、ノバクはグランドスラムでのチャンスが増えたと思っているだろうね」とコメントを付け加えたのだ。
写真を見ると、確かにナダルが顔をゆがめて涙する横で、ジョコビッチはにこやかな表情を浮かべ、フェデラーに拍手を送っている。しかし、これはあくまでセレモニーの1シーンを切り取っただけのもので、ジョコビッチにキリオスの言うような考えはないだろう。
このキリオスの投稿には、海外のテニスファンも衝撃を受けた様子で、SNSには「感動的な夜にどうしてこんなことを書けるんだ?」、「誰かこのクズにノバクも泣いていたと教えてあげてくれ」、「このピエロをツアーから追放した方がいい」といった怒りのコメントが並んだ。
恐らくキリオス自身もこれは本心ではなく、いつものエッジの効いたジョークだったのだろう。しかし、これまでことあるごとにジョコビッチへ噛みついてきた過去があるためか、投稿を見た多くのユーザーがジョークだとは受け取らなかったようだ。彼らしいといえばそれまでだが、もう少しタイミングを考慮すべき投稿だったと言えるだろう。
構成●スマッシュ編集部
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