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テニス最新ランキング発表!41位の西岡良仁と44位の大坂なおみは変わらず、負傷の錦織は759位へ後退<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.10.10

日本テニス界を代表する西岡(左)、大坂(中)、錦織(左)らの最新世界ランキングが発表された。(C)Getty Images

 ATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)は10月10日に最新世界ランキングを発表した。

 男子は19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)が首位を維持。2位にラファエル・ナダル(スペイン)、3位はキャスパー・ルード(ノルウェー)となった。9日開催の「楽天ジャパンオープンテニス」決勝を制したテイラー・フリッツ(アメリカ)はキャリアハイの8位へ。準優勝のフランシス・ティアフォー(アメリカ)も2つ順位を上げて17位とこちらもキャリアハイをマークした。
 
 日本男子では西岡良仁が41位でトップ。楽天では1回戦敗退となったものの、「韓国オープン」(9月26日~10月2日)優勝で手にしたキャリアハイをそのまま今週もキープした。

 同じく楽天で初戦敗退となったダニエル太郎と内田海智は、前者が1つ順位を落として96位。後者は前週記録したキャリアハイから8つ下げて163位となった。

 なお、昨年10月以降負傷離脱している錦織圭は9つ順位を落として759位タイ。11月開催のチャレンジャー大会(下部大会)でワイルドカード(主催者推薦枠)が出されたものの、楽天の期間中に開催されたトークイベントでは「まだ先が見えない」と苦しい現状を語っている。
 
 女子の1位は、21歳のイガ・シフィオンテク(ポーランド)。全米オープン優勝後に挑んだチェコでの「アジェル・オープン」では、準優勝に終わったものの今年4月4日に獲得した女王の座は維持している。2位はオンス・ジャバ―(チュニジア)、3位はアネット・コンタベイト(エストニア)と、トップ10位内での順位の変動はなかった。

 大坂なおみは前週と変わらず44位で日本女子内ではトップ。2番手は土居美咲が1つ順位を上げて109位。3番手の21歳内島萌夏は、前週チュニジアで開催された「ジャスミン・オープン」(WTA250)で元14位を下す活躍を披露してベスト8進出。順位を11上げてキャリアハイの113位をマークした。今シーズン349位からスタートした内島は、大きな飛躍を見せている。

構成●スマッシュ編集部

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