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2年連続で全豪4強入りを果たした青山修子/柴原瑛菜。目標のグランドスラム優勝に向けて「ここから先は2人で何とかもぎ取っていきたい」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.01.26

約1年ぶりの再結成となった青山/柴原組。全豪オープン2年連続のベスト4進出を決めている。写真:WOWOW

 いよいよ終盤戦を迎えているテニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)は、現地1月25日に女子ダブルス準々決勝を実施。第10シードの青山修子/柴原瑛菜組が、キャロライン・ドルハイド/アンナ・カリンスカヤ(アメリカ/ロシア)組に6-3、6-3のストレートで勝利し、2年連続のベスト4進出を決めた。

 今大会が約1年ぶりの再結成となった青山/柴原組。現地27日に行なわれる準決勝では、第2シードのコリ・ガウフ/ジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。それぞれ異なる道で得た経験を糧に、初の決勝進出をかけた次戦では、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

 今回は、ここまでの試合を2人に振り返ってもらい、準決勝へ向けた意気込み、そしてビリー・ジーン・キング杯の新監督、杉山愛さんとの関係についても聞いた。

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Q:2年連続のセミファイナル進出です。

青山:初戦からタフな戦いがあって、その中で2年連続ベスト4に入れたことはうれしく思います。ここから先は2人で何とかもぎ取っていきたいところなので、次に向けて準備していきたいです。

柴原:久しぶりに青さん(青山)と一緒に組めて、全豪オープンで準決勝までいけて本当にうれしいです。初戦は本当にタフな試合だったのですが、そこから1試合ずつ頑張って良いプレーができたので、このままずっと続けたいと思います。
 
Q:久しぶりのペアとなりますが、以前と比べて成長した部分はありますか?

青山:(柴原が)前での反応やポジショニングがすごく大きくなっていると思います。私が後ろでしっかりできるようになれば、前でのポイントを取る確率が上がっているので、そこが今回組んで良くなっているところだと思います。

Q:2人は全豪で好成績を残していますが、雰囲気など、どんな好影響がありますか?

柴原:シーズンが始まって最初のグランドスラムなのでワクワク感があります。そして、日本のファンが多いのでホームのような感じですごくやりやすく、良いエネルギーをもらっています。毎試合すごく応援してくれる方が多くてとても楽しいです。
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杉山愛監督の存在が「良い刺激になっています」