女子テニスツアーのWTA1000シリーズ「マイアミ・オープン」(3月18日~30日/アメリカ・マイアミ/ハードコート)は現地22日に大会5日目を迎え、シングルス3回戦に元世界ランク1位の大坂なおみ(現61位)が登場。ノーシードで地元勢のヘイリー・バプティスト(アメリカ/同98位)を7-6(6)、3-6、6-4で下し、ベスト16進出を決めた。
両者は今回が2度目の顔合わせ。直近の対戦は大坂が準優勝を飾った今年1月の「ASBクラシック」(WTA250)準々決勝で、6-7(2)、6-1、6-2と逆転で勝利していた。
約2カ月ぶりの再戦となった今回も立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられた。大坂は第9ゲームで痛恨のサービスダウンを喫すも、バプティストのサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームで果敢な攻めを見せて起死回生のブレークバックを果たし、タイブレークに突入。ここでも点の取り合いとなったが、相手のセットポイントを凌ぐなど集中力を切らさなかった大坂が1時間8分の接戦の末に第1セットを先取した。
勢いに乗る大坂は第2セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功。しかしこのセットは大坂のプレーが安定せず、第3ゲームから4ゲームを連取されて逆転を許してしまう。大坂は第7ゲームで追いついたものの、直後の第8ゲームで3度目のブレークを献上してセットオールに持ち込まれた。
それでも運命のファイナルセットでは、今季ここまで全てのフルセットマッチを制している大坂が勝負強さを発揮。第5ゲームで先にブレークされるも、第7ゲームから立て続けに4ゲームを奪って逆転し、今大会最長の2時間59分にも及ぶ大激戦をものにした。
感情を抑え切れずにラケットを投げてしまう場面もあった大坂。それでも「気持ちはすごく前向きだった」と言い、「声を出してプレーするようにしたことで自分を奮い立たせることができた」と試合を振り返る。その上でこう続けた。
「今年はすでに粘り強く戦って勝った試合がいくつかある。今日は戦う気持ちが勝利につながったと思う。やはり偉大な選手になるには、こういう試合をたくさん戦わなければならないと思っている。だから、このまま我慢強くプレーしていきたい」
腹部のケガの状態が心配されている中、フィジカルコンディションも今のところ良好だと明かす。「今は大丈夫。明日の朝どうなっているかはわからないけど、自分では結構しっかりした耐久力とフィットネスを築けていると思っている。今日の試合でも『まだプレーできる』という感じだったから、それはいい兆候だと思う」と締めくくった。
8強入りを懸けた4回戦で大坂は、昨季だけで2度四大大会決勝に進出した世界7位のジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。次戦も厳しい戦いとなりそうだが、大坂の奮闘を期待したい。
文●中村光佑
【動画】大坂なおみがバプティストに競り勝ったマイアミ・オープン3回戦のハイライト
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両者は今回が2度目の顔合わせ。直近の対戦は大坂が準優勝を飾った今年1月の「ASBクラシック」(WTA250)準々決勝で、6-7(2)、6-1、6-2と逆転で勝利していた。
約2カ月ぶりの再戦となった今回も立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられた。大坂は第9ゲームで痛恨のサービスダウンを喫すも、バプティストのサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームで果敢な攻めを見せて起死回生のブレークバックを果たし、タイブレークに突入。ここでも点の取り合いとなったが、相手のセットポイントを凌ぐなど集中力を切らさなかった大坂が1時間8分の接戦の末に第1セットを先取した。
勢いに乗る大坂は第2セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功。しかしこのセットは大坂のプレーが安定せず、第3ゲームから4ゲームを連取されて逆転を許してしまう。大坂は第7ゲームで追いついたものの、直後の第8ゲームで3度目のブレークを献上してセットオールに持ち込まれた。
それでも運命のファイナルセットでは、今季ここまで全てのフルセットマッチを制している大坂が勝負強さを発揮。第5ゲームで先にブレークされるも、第7ゲームから立て続けに4ゲームを奪って逆転し、今大会最長の2時間59分にも及ぶ大激戦をものにした。
感情を抑え切れずにラケットを投げてしまう場面もあった大坂。それでも「気持ちはすごく前向きだった」と言い、「声を出してプレーするようにしたことで自分を奮い立たせることができた」と試合を振り返る。その上でこう続けた。
「今年はすでに粘り強く戦って勝った試合がいくつかある。今日は戦う気持ちが勝利につながったと思う。やはり偉大な選手になるには、こういう試合をたくさん戦わなければならないと思っている。だから、このまま我慢強くプレーしていきたい」
腹部のケガの状態が心配されている中、フィジカルコンディションも今のところ良好だと明かす。「今は大丈夫。明日の朝どうなっているかはわからないけど、自分では結構しっかりした耐久力とフィットネスを築けていると思っている。今日の試合でも『まだプレーできる』という感じだったから、それはいい兆候だと思う」と締めくくった。
8強入りを懸けた4回戦で大坂は、昨季だけで2度四大大会決勝に進出した世界7位のジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。次戦も厳しい戦いとなりそうだが、大坂の奮闘を期待したい。
文●中村光佑
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