女子テニスツアーのWTA1000シリーズ「マイアミ・オープン」(3月18日~30日/アメリカ・マイアミ/ハードコート)は現地24日に大会7日目を迎え、シングルス4回戦に元世界ランク1位の大坂なおみ(現61位)が登場。第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア/同7位)と対戦したが、6-3、4-6、4-6の逆転で敗れ、ベスト8進出はならなかった。
2022年の「マイアミ・オープン」で準優勝を経験している27歳の大坂は今大会にノーシードで出場。1回戦で予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ/同108位)、2回戦で元世界12位のリュドミラ・サムソノワ(ロシア/同21位)を破ると、3回戦では地元勢のヘイリー・バプティスト(アメリカ/同98位)とのフルセットマッチを制して16強入りを果たしていた。
4回戦で大坂が対峙したのは昨季だけで2度四大大会決勝に進出したトップ10プレーヤーのパオリーニ。両者がツアーで顔を合わせるのは今回が初めてだ。試合は立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられ、大坂が第5ゲームで均衡を破る。勢いに乗って第7、9ゲームでもブレークを奪い、第1セットを先取した。
しかし第2セットは大坂が第1ゲームでいきなりブレークを献上。反対に大坂は2度取得したブレークポイントを生かせず、セットオールに持ち込まれる。勝負のファイナルセットでも大坂が先にサービスダウンを喫し、ブレークバックを果たせないまま2時間15分で力尽きた。
とはいえ大ブレーク中のパオリーニと互角の勝負を演じられたのは大坂にとって大きな収穫となったのではないだろうか。また心配されていた腹筋のケガの状態も今のところは問題なさそうだ。
なお大坂はパオリーニとの試合を終えた後に自身のSNSを更新し、応援してくれたファンへの感謝の言葉を投稿。「マイアミが大好きです。エネルギーと思い出をありがとう。ここにはすぐに戻ってきます」と綴った。
文●中村光佑
【動画】大坂VSパオリーニの「マイアミ・オープン」4回戦ハイライト
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2022年の「マイアミ・オープン」で準優勝を経験している27歳の大坂は今大会にノーシードで出場。1回戦で予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ/同108位)、2回戦で元世界12位のリュドミラ・サムソノワ(ロシア/同21位)を破ると、3回戦では地元勢のヘイリー・バプティスト(アメリカ/同98位)とのフルセットマッチを制して16強入りを果たしていた。
4回戦で大坂が対峙したのは昨季だけで2度四大大会決勝に進出したトップ10プレーヤーのパオリーニ。両者がツアーで顔を合わせるのは今回が初めてだ。試合は立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられ、大坂が第5ゲームで均衡を破る。勢いに乗って第7、9ゲームでもブレークを奪い、第1セットを先取した。
しかし第2セットは大坂が第1ゲームでいきなりブレークを献上。反対に大坂は2度取得したブレークポイントを生かせず、セットオールに持ち込まれる。勝負のファイナルセットでも大坂が先にサービスダウンを喫し、ブレークバックを果たせないまま2時間15分で力尽きた。
とはいえ大ブレーク中のパオリーニと互角の勝負を演じられたのは大坂にとって大きな収穫となったのではないだろうか。また心配されていた腹筋のケガの状態も今のところは問題なさそうだ。
なお大坂はパオリーニとの試合を終えた後に自身のSNSを更新し、応援してくれたファンへの感謝の言葉を投稿。「マイアミが大好きです。エネルギーと思い出をありがとう。ここにはすぐに戻ってきます」と綴った。
文●中村光佑
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