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海外テニス

「愛とサポートに感謝」元世界3位のデルポトロが手術成功を報告。懸命なリハビリの様子も公開しSNSで反響

スマッシュ編集部

2020.01.31

昨年末には、ブエノスアイレスで行なわれたフェデラー(右)とズべレフ(左)のエキジビションマッチに姿を見せたデルポトロ(中央)(C)GettyImages

昨年末には、ブエノスアイレスで行なわれたフェデラー(右)とズべレフ(左)のエキジビションマッチに姿を見せたデルポトロ(中央)(C)GettyImages

 元世界ランキング3位のテニスプレーヤー、ホアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が28日に自身のSNSを更新。マイアミで受けた右ヒザの手術が無事に終了したことを報告した。

 昨年6月にも同様の手術を受けていたデルポトロ。現在開催中の全豪オープンでの復帰を予定していたが、術後の右ヒザの経過不良で、開幕直前に欠場を発表した。

 SNSには、「家に帰って一休みする時が来た。苦しい時期に、みなさんが与えてくれた愛とサポートに感謝します」というコメントと共に、松葉杖をつき、痛々しいギプスを装着している写真を投稿。また、30日には、術後2日目にして初のリハビリに励んでいる様子を動画で投稿した。
 
 これらの投稿には、アンディ・マリーやノバク・ジョコビッチなどのトッププレーヤーも反応。自身も股関節の大きな手術を経験し、昨年見事なカムバックを果たしたマリーは「再手術なんて本当に残念だよ。君のことを思っている。戦い続けるんだホアン」とコメントした。

 これまで、シングルス22勝を数えるデルポトロ。2009年には全米オープンで優勝し、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ジョコビッチ、マリーの4強以外で、グランドスラムを制した数少ないプレーヤーの1人だ。

 いまだ復帰の目処は立っていないようだが、今夏に控える東京五輪が、大きなモチベーションになっていると言う。デルポトロは、2011年に右手首のケガから復帰し、翌年のロンドン五輪でシングルス銅メダル。2016年には左手首のケガから復帰し、同年のリオ五輪で見事シングルス銀メダルを獲得した。

 五輪のたびに不死鳥のように蘇っているデルポトロが、今回も素晴らしいカムバックを見せてくれるよう願うばかりだ。

構成●スマッシュ編集部

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